ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ゼロの消失

 

 

 

 

2022/3/30

ゼロの消失

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小倉FUSEに行っていました。

真昼間、というバンドが、ベースはかつてノンフィクションでサポートをしてくれていたお嬢の組んだ新しいバンドでありまして、それを観に行っていました。

真昼間、独特の空気感で、心地よい雰囲気をしていましたが、なにせ現代の純文学のような音楽をしていたので、感想はもう少し控えておきます。とても面白いバンドでした。

 

新しいバンド、というのは、やはり良いモノです。どんなモノでも、世に出さない限りはゼロなのです。世に出て、人に見られて、社会性の膜を帯びて、初めて存在していると言えます。

今日のFUSEに何千人と人がいた訳ではないですが、それでも人目に晒した瞬間、それは存在になりました。初めは誰かの頭の中にしかなかった形が、今存在をもって世に出される、というのは、何度見ても、結構、凄いことなんじゃないかと思います。

ずっとやってると、そういう事も当たり前になってしまいますがね、たまには思い返していきましょう。感じられないのは、勿体ないのでね。