ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

蹴りたい天秤

 

 

 

 

2022/7/10

蹴りたい天秤

ライブを観に行っていました。四次元です。最近はライブに遊びに、よく行きますな。

f:id:iijitakahiro:20220711015311j:image

店長のケイタさんから連絡があり、観に行っていました。元々、観に行くかどうか少し考えていたイベントでしたが、丁度今日、ある仕事がひと段落したところであり、少しゆっくりしたい気持ちがありましたが、ケイタさんからのラブコールならば無下にはできません。

別にこちらから恩を売りたいわけではなく、むしろいくら返しても足りないくらいの恩があるので、可能ならば私は行きます。今日も可能だったので行ってきました。ライブはみな良く、純度の高い混沌を混ぜ込んだような、とても良い夜になりました。打ち上げではボードゲームやマーダーミステリーを知らない人に対し、存分にプレゼンできたので、私もご満悦です。帰ってウザかったと思われてないかだけが心配です。

 

良い夜でした、観に行って良かったと思います。しかし、ケイタさんからの電話の際、即決で「行きます」と言えなかった事だけが、心残りであります。

こういうところあるんですよね、私。即決で「行く」と言えたら格好いいところを、一度考えてしまうのです。私欲と合わせて天秤に乗せて、それが揺れ終わるのを待ってんのです。最終的に電話口で私が言ったのは「あ...え...努力します」でした。マジでお前は努力をした方がいい。

そういう見栄を張るの、苦手なんですよ。どうしてもいらん天秤が駆動してしまいます。私の友人Sのように、声帯を動かすより速く「行きます」と言えたら、どれだけ格好良いことか。そしてね、せめて行かないならまだ考えた甲斐があるのですが、結局行くんですよな。もう、本当にもう、もう。

私のダッセェところです。しかし、あの天秤によって危機を回避できたことも少なくないので、私はこれを捨てる勇気がないのです。もっと格好良く生きたい。ちくしょうめ。