ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

残暑の中で

 

 

 

 

 

2022/9/4

残暑の中で

昼、突然パソコンの液晶が黒に染まる。

今日は朝から暑く、昨日からクーラーを切っていたので熱が溜まっていたようです。再起動したものの、まだパソコンは夏の鉄棒くらい熱かったので、もう諦めて切りました。まだクーラーを切るのは尚早だったでしょうか。

日曜日、本来は作業をしない日、せっかくやる気を出したというのに。少し落胆しながらそのまま横に。部屋は暑いですが、扇風機で耐えられるくらいにはなりました。外ではツクツクホーシの生き残りが思い出したように鳴いております。そのまま見慣れた天井を眺めながら呆けたり、ゲームをしたり、また寝たり、本を読んだりしていました。現在は京極夏彦の本を読んでいます。なるだけ、夏が残ってるうちに読み切ってしまいたい。

その後、旧友と少し電話と相談をして、また横たわり同じループへ。しかし何もしないのもアレなので、とりあえず洗濯機を回しました。外に出ようと着替えましたが、なんとも気が乗らず、音楽を聴きながら冷凍庫に余っていたサクレを口内でシャクシャクと言わせていました。そのままギターを弾いたり、ベースを弾いたりしていました。ベース、去年の今頃はめちゃくちゃ練習していたのですが、ちょっと弾けるようになったらすっかり怠けてしまって、速い指引きをすると靭帯が痛まってきました。やはりサボりはよくない。

こういう日は、10年前なら少し焦りを感じていたのですが、今ではぼちぼちと楽しめるようになりました。「何もしないことをする」なんてのは月並みですが、

これは成長なのか、それともこういうのを老いと言ったりするのでしょうか。老いたくはないですが、案外悪くないのかもしれませんな。