ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

パイセン処理

2023/5/7

福岡天神、パブリックスペース四次元にてライブでした。

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当日は朝から、雨がしとしとと降り頻っておりました。ライブの日に雨ってのは、諸々の動作がしづらくなってとても面倒です。特に機材の搬入、搬出。どう足掻いても濡れてしまうし、電子機器はどうあっても濡らすわけにはいきません。リハーサルまででヘトヘトになります。

まぁしかし、そんな時でもお客さんは来てくれます。ありがたい限り。面倒なのはどちらも一緒で、雨ごときでめげていてはいかんです。たかだか水を降らすくらいで、私を止められると思うなよ。

 

今日は後輩たる、リトルピンクサマーの企画にお呼ばれされました。同じく後輩たるマシュマロヘルメットもいます。後輩の多いイベントでは、普段と違う独自の緊張感に包まれます。普段は「全力を出す」で十分条件なのですが、こういう時はむしろ「全力を出した上で余裕を見せる」のようなスタンスが最適解だったりします。全力を出したなら当然、余裕なんてないので、正確には「余裕があるフリをする」なのかもしれません。まぁライブが始まればそんな余裕もないのですが。

何にせよ、良いところ見せたいもんです。ステージ上ってのは年齢も性別も人種も何も関係のない場ではありますが、だからこそ歳上として年季を見せなければいけません。何のために十何年バンドをやってきたのか、その証明をせねばならんです。

その結果、結構良いライブができたと思います。しかし最近後輩ども、みんなもどんどん良いライブをするようになってきたので、越えねばならんのが一苦労です。嬉しい悲鳴を断末魔のように上げながらライブをしています。とてもよく叫びました。「叫びました」と言いつつ、最近は私、徐々に良い歌唱ができるようになってる気がします。十何年やって、やっと少しずつ歌が上手くなってきました。続けてみるもんです。みんなも続けてくれ。

ありがとう、ございました。

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