ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

湿度の侵略

2023/6/1

ずいぶんと空気が湿ってきました。雨天の空も多くなって、いよいよもって梅雨が来ます。

湿度は楽器にあまりよくなく、音の広がりにも影響を与えますが、咽頭という楽器にはとても良いので一長一短、しかしシンプルに雨が増えると練習やらライブにおける心労が増えるので、とても嫌です。雨の日のライブは、本当に色々と不自由しますし、何よりお客さんにも不自由をかけてしまいます。晴れて欲しい、ライブの日は、切実に晴れて欲しいです。

しかし、ライブや練習、その他外に出る用事がなければ、雨の日はそんなに嫌いではありません。何となく薄暗い外、雨の音を聞きながら、のんびりと小説でも読む時間は心地が良いものです。普段よりも、時間がゆっくり流れる気がします。なるだけジメジメした、ミステリーなんかがベストマッチですな。コーヒーでも飲みながら読みましょう。

6月になりました。今年も半年が経とうとしています。何かしたような、何もしてないような。言ってリリースにツアーまでやったので何もしてないことはないのでしょうが、この時期はいつも、自分が何もしてないような感覚に陥ります。空は暗く、雨も降り、心の隙間にカビが生えぬよう、しっかりと調整していかねばならんです。