ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

汗の予感

2023/6/12

朝目覚め、バナナを食みました。そろそろお湯はキツくなってきたので、普通に水道水を飲み下しました。適当なラジオをかけながら、しばらく外で意識を遊泳させていました。部屋に戻ると少し感じる湿度。コーヒーを淹れ、啜っていると汗腺から汗が浮き出てきました。

もう夏が近いです。34回目の夏が来ます。夏はいつでも初めてみたいな叙情がありますが、流石に慣れてきました気がします。この慣れが表すのは感性の発達か、それとも衰退か、どっちもな気がします。

これからまたレコーディングが始まります。夏いっぱい、多分忙しくて生死の境をフラフラしてると思うので、幸か不幸か、ゆっくりする時間はなさそうです。忙しい忙しいと言ってるうちに、多分夏は過ぎてしまうのでしょう。そりゃ仕方がないですし、レコーディングが春なら春が消えますし、冬なら冬は消えます。今回はそれが夏だったという話。それだけなんですが、それが夏と言うだけで、少し寂しくなってしまうのは何故なのでしょうか。

何故なのでしょうかね。わかりませんが、とにかく、また夏が来そうです。