ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

享楽オアノット

2023/7/16

昨日の岩国終わり、ソウイチロウ君宅にて目覚めました。前日にしっかりと疲労を溜め込んだおかげか、目覚め自体は悪くなかったのですが、やはり排斥できる疲労には限りがあるので、身体はぐったりと疲れていました。

呻き声を上げながら支度をし、出立しました。小倉は祇園祭りをやっているらしく、太鼓の音が町中に響いておりました。炎天下、法被姿の大人や子供が汗を光らせていて、夏の盛りを感じさせます。私は小倉で暮らしたとはいえ、青年に至るまでは福岡の町にいたので、そんなに馴染みのある祭りではありません。参加したこともないですが、蒸し暑い空に染みつくような豪快な風情は嫌いではありません。

そんな夏真っ盛りの今日、私はクーラーの効いたアソビカイギにて、脅迫状をしたためておりました。

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ボードゲーム会です。これは与えられたパーツから脅迫状を作るゲーム。凄まじい凄みが笑いを誘います。ちなみに写真は店長バーティさんの作品です。

まぁ祭りでもなんでも、楽しいことをやれば良いのですよ。少なくとも、自分が楽しいと思えることを。祭りは嫌いではありませんが、地元民でない私は正直蚊帳の外です。出店も屋台もないのなら、風情はあっても楽しいものではないです。私は机に向かって、いそいそとカードを飛び交わしておりました。

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ボードゲーム会が終わったら、友人たるオトメグルあきら君とラーメンを喰らっていました。「栗ちゃんラーメン」は濃厚で美味いが替え玉が欲しいお店です。

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オトメグルあきら君はその「オトメグル」という自身のバンドを再始動させるようで、その話もしていました。バンドが動くのは喜ばしいことです。私もとても楽しい。身も蓋もないことを言えば、動かないバンドは当人達はラクかもしれませんが、動かないバンドを見ても私は楽しくないのでね。世間はもっと私を楽しませるべきなんです。自分勝手で無責任な話だとは思ってますが、鑑賞者ってのはそのくらいの傾向でいいと思うのですよ。作り手の幸せより自身の幸せを考え、より多くを作り手に求めてこそ、作り手の方も救われるってもんです。そんなもんじゃないですか。

要するに、再稼働について私はとても楽しく、またとても楽しみにしています。頑張って欲しいです。そして止まってる他のバンド達や、まだ動き始める前のバンド達が、これがきっかけで動いたりしたらまた楽しいですね。どんどん動きましょう。その方が私が楽しいので。

 

世の中色々ありますがね、結局は自身が楽しいか、楽しくないかですよ。マジでそう思ってます。もちろん、楽しくなくてもやらなければいけない事もあります。それはそれです。それでも、結局は、楽しいか楽しくないかなんですよ。