ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

堕落フレンズ

2023/8/6

日曜の昼、エアコンの結界を張った六畳間にて、友人たちと電脳を通じ、延々とゲームをしておりました。きゃーきゃーわーわー叫びつつ、確かな無意義と滴るような有意義を噛み締めていました。まったく堕落ってのは最高ですぜ。そりゃあ天使も堕ちるってもんです。

夕方前に解散しました。やるべき事ややらなければいけない事を考えると嗚咽が漏れそうですが、それでもさっきまでの時間は楽しかったので良しとします。堕落は堕落なんですが、それに付き合ってくれる友人がいるというのは実にありがたい事です。旅は道連れとはよく言ったもので、世の情けをどうか我々に頂きたい。

自慢ではないですが、良い友人に恵まれている自信はあります。どいつもこいつも良い奴です。彼彼女らに恥じさせないよう、しっかりと生きていかねばならんです。「私には勿体無い」という言葉すら失礼にあたるほど、しっかりと生きていかねばならんです。それでいてやっと、日曜昼に共に気持ちよく堕落できるというものですから。