ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

パワーパフグランマズ

 

 

 

 

2021/11/24

パワーパフグランマズ

銭湯にて、控え室でほうじ茶飲みながら佇んでいると、風呂上がりと思わしき高齢のグランマ2人組が、唐揚げをかっ喰らいながら生ジョッキをグビグビ飲み下していました。いいなぁ、とても良い。私もああでありたい。お酒飲めないけど。

今日を終えれば明日が来るように、来週には12月になるように、朝になれば仕事に向かうように、一寸の狂いもなく我々は歳をとります。たった一秒の誤差もなく、十年後には十歳の年齢が加算されています。そんな当たり前の事が時折、凄く恐ろしくなる時があります。

なので、ああいったグランマ達を見ると、少しだけ安心をします。平日の昼から銭湯で唐揚げビールを喰らい、流れてる適当なニュースを観ながら友人と談笑。そこには年齢を感じさせない、人間としての強さが見えます。身なりも整っていて、とても分厚い存在感を放っていました。素晴らしいですよな。

私もああなりたいもんです。ただ多分、適当に生きているだけでは、あのような強さは出ないと思います。一日一日をしっかりと重ねて、筋トレでもするように、人生としての鍛錬をしていかねばならんです。そうなれば今も十年後も、そんなに変わらないんじゃないでしょうか、たぶん。

今できることを、しっかりとやっていきましょう。湯呑みを返却して、風呂に向かう。考えることは山ほどある。むしろ考える事と決断をする事が私の一番の仕事である。脳まで綺麗に洗浄して、整えていかねばならん。