ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ある夏の旋律

2023/8/18

また1曲歌録りをしていました。もう写真撮るのも面倒なので、写真は先日のやつです。どう撮っても変わるもんじゃない。

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本来は2曲やる予定でした。1曲は思いの外上手く行きましたが、もう1曲が思いのほか歌詞とメロディの作り込みが甘く、次回に持ち越すことにしました。「作り込みが甘い」とか格好つけて書いていてストイックに見えますが、単純に準備と確認の不足であって誇れることではありません。宅録なので持ち越すことができる一方、宅録ゆえに「持ち越すことができてしまう」というのも同時に問題であります。結局、今日できなかった分の何かは犠牲になります。

とはいえ、前進したのは間違いありません。昨今の抑鬱も、今日は少しだけマシであります。ほとんど何も変わっちゃいないですし、その録音以外の作業はほとんどできていないのですが、それでも気分がマシになってしまう辺り、私の精神の作り込みの甘さも露呈してしまいます。

いつの間にやら盆も過ぎ、8月も後半に差し掛かろうとしています。ここからまた作業は激化し、抱える諸問題の深刻さは真綿で首を絞めるように深まっていきます。ストレスのあまり糖類の摂取量は増え、忍び寄る内臓脂肪にも戦々恐々としています。今年の夏は戦慄の夏です。この蝉たちはいつ鳴き止むのか、背筋が凍る思いです。