ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ジッカンの感覚

2023/8/29

修羅の道からこんにちわ。作業、編集、ミックス、連絡、倒伏で1日を塗りつぶしました。特筆すべき事があるとすればカレーを作って食べたくらいです。他はもうありません。

音源制作、着実に前には進んでいるのですが、いかんせん音量の上げ下げがメインコンテンツになるので、「これだけやった!」という達成率がとてもわかり辛いです。今日はそこそこ頑張ったつもりではありますが、果たしてどれくらい進捗は進んだのか、よくわかりません。そもそも「完成」ってどういう状態なのかもよくわかりません。環境や状況や体調によっても聞こえ方は変わるので、フェーダーの上げ下げだけで数ヶ月もたせる事も多愛なくできますぜ。

ただ、問答無用、どうにもならない締め切りは確実に近づいていますし、別に音源作業だけやってりゃ良い訳でもありません。確かな事は、じりじりと生活が縛られているということ、そして皮肉な事に、これでやっと六畳間での日々に生の実感が得られているという事です。日々の中の舞台上ではないタイミング、不安と焦燥のまま転がり落ちていくような六畳間にて、確かに何かを掴んでいるような実感があるのです。

「仕事は嫌だし、行きたくないし、明日だけ休みにしてくれと毎日思っているけど、それでも仕事ってのは悪いもんじゃない」って昔ナカシー君が言っていました。名言ですね。この感覚は、確かに悪いもんじゃないです。もちろん、仕事は嫌なのですが。

コーヒー飲んで、少し身体を動かします。その後はまた、仕事です。