ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

現代のダークソウル

2023/10/17

最近は、熱心にダークソウルというゲームをやっています。

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難易度の高いアクションゲームで、本当に文字通り馬鹿みたいに死ぬので、日々繰り返し死体の山を築きながら、少しずつ前に進んでいます。ブチ切れそうな血管を年齢と経験で抑え込み、部屋でひとり、ブツブツ言いながら甲冑を転がしています。血塗れの愉しい日々です。

 

ゲームってのは、どんなに辛い行程でも、必ず報酬が準備されているのが良いですよな。たまに準備されていないゲームもありますが、そういうものは自然に廃れていきます。世の中が全部そうであるならばもう少し生きやすいのですが、残念ながら受動的に貰える報酬なんてのはタカが知れているので、ある程度、自分で決まりをつけてやっていくしかありません。もちろん、何の仕事にしろ、自分が気がついていない報酬は沢山あるのでしょうが、そんなんは気がつかない限り存在しないと同義ですし、気のせいだと言われたらマジでそれまでで終わってしまう儚いものです。

練習や勉強なんかは、上達というわかりやすい報酬があるのですが、残念ながらそういうモノは来月、下手すれば来来月くらいの振り込みになっている上、振り込みの通知もなく目でも確認できないので、それはもう嫌になること請け合いです。やる事自体に楽しみを見出せれば良いのですが、なかなか上手くはいかんものです。

それでも人間、何かやれば何かは返ってきます。少なくとも精神の修養にはなります。無駄なことなどありません。それは間違いないのです。それを信じてやるしかありません。積み上げていくしかないのです。ダークソウルでは諦めた人間から亡者になります。詳しくは知らんですが、諦めずに少しずつ、少しずつ積み重ねていくのが生者だというのは、現生と同じことだと思います。