ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

霜月の空に

2023/11/18

場所は小倉、堺町公園にて、弾き語りをしていました。

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屋根どころか壁もないという状況と寒空の下、マイクロフォンを貫通させながら絶唱していました。こんな状況下で、大声で歌うというのはやはり気持ちが良いもんですね。グジャグジャ鳴らしたギターと共に、存分に震わせておりました。いやぁ楽しかったです。ありがとうございましたぜ。

屋外の11月はやはり寒く、とは言っても本当は「音を小さくしてテントの中でやりませんか、寒いので」と言われてはいたのですが、やはりデカい音で鳴らしたいのでこの形になりました。本番中も寒い寒いと散々文句を言ってましたが、運営の方には非はありません。非があるとすれば私と霜月です。

私の弾き語りは結構、なんならバンドよりもギターのフレーズを弾くので、寒くて指が動かないのは致命的になります。直前までカイロを押し付けていたり、ホットドリンクを買って抱擁していたりして、何とか本番は目立ったミスなく、無事に終わらせられました。久しぶり、という状況も重なったので、別の意味でヒヤヒヤしましたね。一安心です。

ライブ終わり、コージ君と屋台のおでんを食らっていました。冷えた身体に染みすぎて泣きそうでしたぜ。

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今回、弾き語りでの出演という事で、このためだけに小倉に来ました。有難いことにバックも頂いたので、少しだけ贅沢ができそうです。本当にありがたや。

こういう生活、やはり憧れてしまいますね。バンドでもソロでも、呼ばれたので演奏しに行き、それで生計を立てさせて貰う生活。音楽をやってる人からすれば、そんな夢みたいな話はありませんよ。でも世の中にはそんな、夢のような生活をしている人がいるのです。もちろんその人とて現実は、結構辛い事はあるのでしょうが。

まぁ何にせよ夢は夢です。もちろんやれるならやりたいですが、夢は夢。私にあるのは現実のみです。少しでも近づけるよう、また頑張って歌います。ありがとうございましたぜ。