ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ルール&ゲーム

2024/1/11

仕事終わりに地下鉄を貫通して大きな町へ、ボードゲームを買いに行っていました。

 

今度四次元でボードゲーム会をするので、そのための仕入れに来ました。まぁ今ある分でも十分なほど数は揃っているのですが、それで止まらないのがボードゲームプレイヤーであります。できるのならば、無理のない範囲で、全部欲しい、すべて欲しい。それこそがボードゲームプレイヤーなのであります。しかしながら財力は大変に底辺なので、買うことを「仕入れ」とか言ってただの娯楽に必要感を出すライフハックが、私には必要なのです。

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店に入れば、壁一面にボードゲームがあります。沢山のルールとジレンマが、綺麗な装飾のもとに陳列されています。その中には、なんなら買わなくても、ルールさえ知ればゲーム自体は遊べるモノも沢山あります。人狼なんかもやろうと思えばトランプでできますしね。それでもここに商品として、パッケージングされて並んでいるのです。中々面白い。

例えば、私は持ってないんですが「18」というゲームがあります。単純に、2人でジャンケンを10回行う、というゲームなんですが、「使える指の数は18本」というルールがあります。パーなら5本、チョキなら2本、グーなら0本です。18本、使ってしまったら後はもうグーしか出せないわけです。面白いですね。これなんかルールさえ知ってればモノがなくてもできるのですが、18本を示すチップみたいなのが箱に入って、発売当初は数千円しました。それでもヒットしてるんですから凄いもんです。

色んなルールがあります。ちょっとしたジレンマで我々は考え、大いに悩み、結果で一喜一憂し、ついには爆笑へと至ります。作る人たちはホント凄いです。本場ドイツなんかでは「ゲームデザイナー」って職業がきちんとありますからね。ゲームを作る、というのは文章でも音楽でも絵画でもない、また違う創作の形なんですよな。

棚に並ぶゲームを見回します。堅実なジレンマに溢れたモノから、馬鹿としか言いようがないモノまで、数々のゲームが並んでいます。そういう作品の数々を見ているだけで、私は世界の広さと自身の思考の狭さを知るのです。良ければ一緒に知りましょう。13日(土)、四次元にてボードゲーム会やってます。宜しくお願いします。

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