ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ドロヌマロード

2024/3/31

3月の終わり、ちょっとしたレコーディングをしていたり、「今月中」とタグ付けされた作業を気合いで終わらせたり、終わらせられなかったりしていました。私の概算が甘いのか、私の意識が低いのかはわかりませんが、どちらにせよ作業が終わらなかった真実だけが墓石のように立っています。

今月もそこそこ作業をしましたし、沢山サボりました。正直、皆どれくらい作業をして、どれくらいサボっているのでしょうか。私はその中で、できている方なのでしょうか。それともできていない方なのでしょうか。比べるもんじゃないですし、比べた所で意味はないのはわかっているのですが、思考を沼に浸からせるのはもはや私にとって趣味と言ってもいい事柄です。

少なくとも、「働きすぎ」なんてレベルではないのはわかっています。しかしそれにしては疲れてしまっていますし、脳内に砂利が混じったようなストレスで吐きそうになります。さりとて暴飲暴食をするわけにはいかず、やりかけの作業を放置してやったゲームですら上手くいかず、そうしてるうちに夜は更け、忘れていた連絡すら明日に回さざるを得なくなり、日課や日常をこなすことすら億劫になっているうちに時は削れ、そのうち明日の仕事にすら支障がでるのです。

もはやお馴染みの泥沼、非常に良くない。わかっていても沼に浸かって冷えてしまった身体は、外気を浴びると刺すように冷えるため、なかなか外に出られません。体温で少し温まってしまった泥沼の中で、伸びすぎてしまった髪を揺らしながら、ただ空を見上げて鯉みたく口をパクパクさせているのです。まぁ要するになんですか、疲れました。