ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

また

 

 

 

 

 

2022/6/13

また

雨の音を聞きながら寝床に横たわり、何をするべきか考えながら、何もしておりませんでした。

やるべき事は無限にあります。文字通りの無限です。やらなければいけない事も、こちらは有限ですが、あります。それらが頭の中でグチャグチャに混線して、結局は何もできなくなる、そんな状態になる時が、多々あります。もうこのブログに何度も書いてきたので、見てくれている方はご存知かと思われます。そうです、「また」です。

例えばやるべき事が5つあるとして、1つに手を付けることができたとしても、作業をしながら「残りの4つ」が気になってしまう。別のに手を付けたとしても同様です。色々と手を付けて、それなりに作業の進んだ日でも、残りの作業量やサボっていた時間が気になり、「今日は作業ができた」なんて思う日はほとんどありません。大体は毎夜「なぜ俺は動けないんだ」と自己を嫌悪して、自己評価と共に地を這いながら血を吐いて寝ています。もうずっとそう。

スケジュールを設定して、予定されたノルマを終わらせていけば、達成感もあり良いと、そう思ってやっていた時期もありました。実際にやってみれば、予定は立てれどそれを管理する能力が私にはなく、まるで続きはしませんでした。現状、ノルマが未達成で困るのも怒るのも自分自身なのですが、自身に対してはノルマ関係なく困ったり怒ったりしているので、もはや慣れてしまっているのです。

そして何も続かず、訪れるのは「また」なんです。なんですよね、これが。

わかってますよ、なんだかんだ私は、足りないながらもやる分はやります。作業してないように見えて、それなりにやってます。それでもこの頭が混線して、自己嫌悪で鬱血する感覚は、何度だってまた、私を脅かしに来るのです。無意識に潰してしまう吹出物のように、何度も、何度も、また。