ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

春は増し

2024/4/1

4月に突入しました。2024年もここまで来ると、いよいよ本番という感じがします。今までは何となく猶予期間で、こっからが新年度です。今こそ、新年に掲げたあの目標たちを思い出すべきなのです。ちなみに私は「よく噛んで食べる」で、何とか継続できています。噛んでいますよ。効果の程は知らんですが。

桜の花も咲き始めまして、川辺を少し歩いてみると、家族連れや散歩の方も多かったですね。穏やかな気候の中、子どもの写真を撮ってる風景は、平和が可視化されたようでとても美しいものでした。手に持ったおにぎりを齧ってみると、暖かな春ごと咀嚼をしているようで、薄い塩味に混ざるアミラーゼを存分に味わうことができました。

春ですね、春です。陽は暖かく、しかし風はまだ少し冷たいこの時期は、いかにも春の始まりといった具合で心が躍ります。仕事終わり、そんな春の中を少し歩いたら、しかし私は帰って眠ってしまいました。昨今、色々ありまして疲れすぎたので、やっとこさ負債を返せそうです。昨夜はなんだか荒んでしまい、緊急用の食料や甘味も随分使ってしまいました。また補充をせねばなりません。皆さんも心が荒んだ時用に、桃の缶詰なんか用意しとくと良いですよ。馬鹿みたいに心に染みて、一応フルーツですから暴食の罪も少し赦される気がします。

閑話休題、夕方頃に起きたら適当な運動だけして、あとは今後やる事をまとめていました。バンドをやっていても、まぁやっていなくても、やる事は着きません。仕事や業務のものだけでなく、日々劣化する心技体の補填もしていかねばなりません。そんな中でも掃除や洗濯、買い物なんかの日常も過ごさねばなりません。生きるっていうのは大変な事です。

疲れますし、嫌になる事もあります。やるべき事を携帯のメモに書き連ねた後、奈落のように深いため息を漏らしました。しかしまぁ、日が暮れていても、外は穏やかな春模様、それだけで少しだけ、気分はマシになるもんです。普段の平均を考えたら、「マシ」というだけで随分と良いもんですよ。