7:20、起床。
昨夜の不調は杞憂に終わる。なんの異常もなく、むしろ好調まである。
昨日の不調は、恐らく実家での天麩羅の食べすぎだと思われる。なんとも。
とりあえず、いつものように、お湯とバナナ。を我が肉体と同化させる儀式を始める。要するに食べる。格好つけながら朝日を眺める。完璧である。「完璧」の「璧」は壁ではないことを知ったとき、衝撃だったよね。
なんとなく頭を動かしながら、ネットの波に乗る。そのうちにFateの劇場版を見る。アニメ映画である。ゆうて私も、見てるアピールしないだけでそれなりにアニメはたしなむ。面白いものは面白い。それについてはそれなりに雑食である。
アニメーション技術の進歩に感動しながら今日やることを考える。
とりあえず洗濯機を回し、小説を読む。
「さよならドビュッシー」そろそろトドメを刺さねば。
業務はどうしたって?映画を見たり、本を読むことだって業務のうちのはず。だってほらクリエイターですから。この免罪符は強い。
でも実際、何かに感動し続けることは大事である。感動できるかはさておき。求め続けなければならないのは、間違いは無い。
最終章前で止め、昼食にす。
昼食といっても袋ラーメンは温める位のもの。
このぐらいの食事ならば時間がもったいないので、食べながら「プロフェッショナル〜仕事の流儀」を見る。羽生善治の回である。
ストイックやなぁ、と思いながら、生姜を混ぜ込んだ塩ラーメンを食べる。
「30代で直感や反射神経が衰えた」と聞いて、もうすぐ30になる私、震える。
将棋はできるが、大局すぎて苦手である。心理戦は好きだが、考えることが多すぎる。私にはポケモンバトル位がちょうどいい。
(あれも結構突き詰めるととんでもないけど)
さて、今日はいろいろ見すぎである。そろそろ動かねばなるまい、と音楽制作ソフトを開く。
今度レコーディングする曲を入れようとするも、そうなんだよまだ歌詞ができてないんだよ。いつもここで引っかかる。
考えていると、いろいろとどうしようもなくなってきたので。とりあえず外に出る。
こういう時は、何でもいいから、とりあえず動くに限る。私は外に出る。
外は天気が良いが、やはし寒かった。
それでも、川沿いはとても気持ちが良い。
歩きながら色々と考える。
いつもの野良猫に「お疲れ様です」と挨拶し、考える。
1歳くらいの子供に笑顔で手を振ったら何となく避けられ、苦笑しながら考える。
コンビニでコーヒーを買い、飲み、考える。
歌詞について考えていたらいつの間にか人生について考えている。
そりゃそうか、人生について歌っているんだから。
しかし、今日は思考の指向性をミスってしまったが、どんどんとダウナーのほうに向かっていく。
これはいかんと五感に刺激を与えるべく、スーパーでハムチーズのパンを買い、食べる。抵抗がしょぼすぎないか私。
それでも、少し気分が良くなる。ちょろすぎないか私。
歌詞は浮かばなかったが、なんとなく方針見えたので帰宅。
考えはそれなりに行き詰まったので、 15分だけ眠り別の業務に走る。
新曲に少しだけ手をつける。
2週間後にレコーディングなのだが、それで録る曲ではなく、さらに先の曲である。
構想はあるのだ、今のうちに形にしておかなければならない。パタパタと、音楽ソフトでドラムを打ち込む。手慣れたもんだぜ。
しかし、これもやってる内に行き詰まったので終わる。
実家へ赴き、食事をいただく。
また戻る。
ソウイチロウ君と、いろいろと打ち合わせをする。今度のレコーディングについて、予定について、雑談、お説教などいろいろ話す。
お嬢とも電話をしたかったが、出ず。
お雑煮を食っていたらしい。なんたる。
本を読む。
「さよならドビュッシー」読了。
面白くなくはなかった、が、いまひとつ好みには合わぬ。
煮え切らない思いを飲み下して眠る。
○摂取したもの
劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」
プロフェッショナル〜仕事の流儀〜
さよならドビュッシー 読了