ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

1月31日一月が行き、私は残される。

「ヒズミ回奏」という企画を発表しました。

毎月1曲、その月に思った事を、曲にして発表いたします。

1月は「詩人にクチナシ」という曲を作りました。

あまりここで宣伝ってしたくないのですが、せっかくなので、URL貼っておきます。

https://youtu.be/tmhj2hMHXyI 

 

 

 

この「ヒズミ回想」と、セットと言っても過言ではない企画です。読み方も一緒ですので、合わせて楽しんでいただければ幸いです。

 


アーティストと言うものは、表現をして、それを誰かに聞いてもらって、究極、それだけでいいのです。

(私はまだ究極ではないので、それだけでは駄目なのですが)

 

 

朝は、7時半に起床。

昨日は、この「詩人にクチナシ」の歌詞がまだ完成していなかったため、床についたのは12時くらいだったが、4時くらいまで考えていたのを覚えている。

歌詞と言うものは、いやもうほんとに、閃き。

出てくる時は一瞬で出てくる。出てこない時は何日かかっても無理。

「少しずつできる」みたいな事はほとんどなく、考えた結果一箇所の詰まりがボロリと抜け、その流れで他の詰まりも抜いていくような、そのような作業である。

思い付かないときは、本当に、息が詰まる。

締め切りのヤロウは時速1時間で距離を詰めてくるので、毎度毎度、戦いである。


実質3時間くらいしか寝てないが、歌詞を考えている間も結構ウトウトしていたので、寝起きはそれなりに悪くない。とりあえずお湯とバナナ、書きかけの歌詞を寝起きの頭で仕上げる。

 

 

ところで、寝起きは頭の回転が良くなることで知られている。ならば深夜に考えずに、朝起きて考えればいいじゃないか。とか思っているあなた。全くもってその通りだが、急所を1つ見逃している。締め切りだ。

もし、締切日の朝に歌詞が思いつかなかったら、それこそ焦る。焦ると何も出なくなる。ならば睡眠時間さえ削れば余裕のある深夜に考えるのはそれほど間違った行為ではない。


締切日以前に、もっと前から考えておけば良いのでは、それなら朝でも良いのでは。とか思っているあなた、全くもってその通りです。

何も言い返せない。

本当に何も言い返せない。

 

 

今回は、割とすんなり歌詞を書き終わる。

アコギの準備もでき、後は歌って録音するだけである。しかし朝はなんとなく声が出る気がしない。午後に回す。


セルフドキュメンタリー、「ノンフィクションの映像」の作成を進める。

正直、「ヒズミ回奏」もだが「ノンフィクションの映像」も、インフルエンザによって窮地に立たされている。到底、間に合う気がしない。

本来ならば今日だって解熱2日目、熱は無いとは言え、まだ外出を自粛する期間である。

病み上がりで正直体はだるいので、あまり仕事はしたくないのだが、なにしろ窮地。やるしかないのです。


映像を切って貼って、貼って切って、悪くないテンポで作成。昼を回ったので昼食にする。

ご贔屓のラーメンが食べたいが、一応、外出は自粛である。家で袋ラーメンを食べる。無念とばかりに、わかめ、いっぱい入れる。

 


昼食後、一段落したら、思い立って絵を描き始める。「詩人にクチナシ」のジャケットというか、動画の画像を描き始める。

イメージそういえば何も考えてなかった。


クチナシの花の画像を模写、文字を入れて、写真を撮る。

中途半端な画力を誇るわたし。絵、もっと上手くなりたい。だが練習の時間はない。いやもちろん絞り出せはなくは無いのだが、死ぬ。


イメージが案外あっさりかけたので、即座にギターの演奏に移る。しかし、やはり病み上がり、喉がきつい。4回ほどフルで歌って、1番いいのをチョイス。

リズムや音程が不安な部分もあるが、大した問題では無い。押し通す。

(問題であることは間違いない)

 


夕食を食しに実家へ。

実は数日前から母上もインフルエンザである。

ほぼ100%私のせいである。

すまない。すまない。


談笑後、あんぱんをかっぱらって事務所に戻る。雨風がとても冷たい。

 

 

戻るなり「ヒズミ回奏」を公開する。

様々な画像を整え、いろいろはっつけて、いろいろする。そしてブログを書き始める。


しかし、今日はまだ体がだるい。

父上の言うところには、インフルエンザの後遺症なるものがあるらしい。

ライブも近い、大丈夫だろうか。

早めに寝るに越した事は無い。

 

書き終わり次第、眠る。