ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

3月2日 三月という季節

知らぬ間に3月である。

季節は巡るぜ。

 


朝は13時に起床。

最近多い気がする。

バンドの用事なら仕方がないだろうが、昨夜のボードゲーム会を4時までやっていたのは、まぁ自業である。

反省を少しもしていない、どころか、悪い事だとすら思っていないのは、逆に反省すべきかもしれぬ。

 


とりあえず、起きる。

起きたら、お湯、そして、バナナ。

だいぶ黒点に侵食されたそれをモニュモニュと食べる。揺れる脳味噌で、現状を確認する。適当に目を覚まし、あくびを、ひとつ。

 


さて、本日は、たまりにたまった仕事をしなければ、ならぬ。というか、単純に動画を作らねばならぬ。まだほとんど手をつけていないのは、致命的と言わざるを得ない。

 

仕事を始める前はいつだって、結構な量の山に圧倒される。山は高くて、しかも複数あって、ものによっては自分で登る必要がないものかもしれないし、そもそも存在自体いらないものかもしれない。

その光景を見るだけで、やる気は、もうほんと、失せる。

 


しかし、やるしか、ないのだ。

やれば減るし、やらねば減らない。

何度確かめてみても、真理なんだよなぁ。

 

よし。
やる。

動画をちぎっては張り、ちぎっては貼る。

少し前にショートカットキーを勉強したおかげで、作業は幾分楽に進む。作業時間に慣れたのもあるが、以前ほどの時間はかからなそうである。

 


しかし、動画の編集は、精神が擦り減る。

ラジオを聴いたり、映像を見たりの、ながら作業ができないのが、心に来る。

なにか私の気を留めておくれ。

 


休憩しながら、サボりながら、たまに集中しながら、作業を詰める。

途中、飯としてスパゲティを入れる。

適度にダラけたあと、再び作業を詰める。

 

 

 

今回の映像は、私とGtソウイチロウ君のやりとりがメインになりそうである。

というか、この2人のやりとり、結構面白いなぁと、思う。見直して、笑ってしまうこともしばしば。濃すぎる手前味噌だが、やるじゃんこいつら。

 

ただ、見る機会がないだけで、結構な色んなバンドが、そんな感じで笑いあっているんだろうな、と思う。

解散していった好きなバンドも、そんな風に笑ってた時はあったのだろうな、とも思う。

バンドはね、楽しいはずだよ、元来。

 


それなりに掘り進め、ひと段落させる。

 


動画が一番時間がかかり、一番早く仕上げなければならない。しかし他にもやる事は多いので、それらのトゥードゥーに脳が翻弄され混乱してしまうのが、中々にしんどい。

きちんと、筋道たてて、やれればいいのだがね。苦手だ。そして「筋道を立てる」のにも時間と労力がいるのだ、しんどいね。

 


夕方になったので、実家へ、飯を頂く。

「『湯治』って温泉やらの効能で不調を治すものだけど、何週間か仕事せず温泉付きの宿に泊まれるなら、だいたいの不調は治る気がする。温泉でなくても」という話も、する。

 


事務所へ戻る。

ブログを書き始める。

 


しかしいけない、3月になったというのに、私は最近、季節を感じれていない。

3月、好きなのだよなぁ3月。

ん、漢字の方が好きだな。三月。

 


「別れ」というものが、逝去以外で自然に発生する、発生させられる。唯一のものかもしれない。

冬の終わり、春の気配を纏い、ただじっと存在する、三月。

 


好きだなぁ、やはり。

知らん学校の卒業式でも、行きたい気分だ。行きませんが。