ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

7月3日 ニアイコールペッパークン

朝は6:50に起床。

昨夜は、もう早く眠ろうと、0時すぎに床につくも、うまく寝付けず眠るのは2時前くらいになった。ベッドの中で目を瞑っているだけで7割の睡眠効果があるとすれば、私の睡眠時間は何時間か、計算して求めなさい。なお摩擦はないものとする。

 

どちらにせよ、寝起きは、悪くなかった。普通であった。普通って素晴らしい。水を飲んで、バナナを食らう。

 

本日はバイト、その後は北九州で練習であり、その後しばらくの泊まりになる。着替えで膨れた荷物を確認する。こういう荷物は、いつもどこかに忘れ物がある気がする。修学旅行の前なんかを思い出す。何回もチェックはするのだが。

 

時間なので着替えて、外に出る。

本日は大雨という話であった。鹿児島の方は危ないらしいが、こちらの方では小雨が精々。一応、傘を持って、駅まで歩く。鹿児島の友人たちが気にかかる。

 

駅から街からバイト先へ。

同僚に挨拶をして、着替えて、タイムカードを切る。さぁ、バイトだ。一切の情緒を殺し、合成音声を巧みに駆使しながら案内を繰り返す。存在価値としては、ペッパー君とどっこいである。しかし私は、笑顔で勝つ。奴の弱点は、あの不気味の谷まっしぐらの笑顔である。正味もう、きもい。

働き、働く。ペッパー君みたいなもんの私は、人間である同僚との連携がうまく取れず、バイトは結局1時間押しで終了。乗る予定だったバスの10分後にタイムカードを切る。AIが反乱を起こす日は近い。スカイネットなんて目じゃないぜ。

 

少し遅れる旨を皆に連絡し、バスに乗る。本日、新曲の製作に入るので、予め送っておいた新曲のデモ音源を、聴き直す。バスは高速に入り、福岡の上空を駆る。やはりバイトの疲れもあり、デモ音源を聴きながら、何度か、寝落ちする。

 

少しだけ遅れて、小倉に到着。FUSEへ入ると、仲間たちがセッティングをしていた。詫びを入れながら、私もセッティングをする。

 

さて、本日の練習は、サポートBa.のミズニウキクサめぐちゃんと共に、ガッツリ4時間新曲の製作である。デモを聞いて、アレンジを考えてきてくれた皆さまと、新しい楽曲を編み出していく。誰かのカウントから、各々のフレーズの顔合わせが始まる。

新曲作りは楽しい。私はこれをやっている時が一番楽しい。間違いない。楽曲の正解を求めて、大きく細かく、積み上げていく。音楽だったりの空間芸術は、芸術作品なのに、形がないのが、また面白い。演れば現れ、終われば消える。この儚さたるや。美しい。

 

4時間で5曲、新曲を通して、練習を終える。好きなポケモンの談義をしながら片付けをする。ちなみに私はクチートである。かわいい。

 

めぐちゃんと別れて、車を発進させる。サポートDrみょーちんを送ったのち、ソウイチロウ君と2人ドラッグストアに赴き、キャッキャ言いながら食料を買う。ソウイチロウ君宅に戻ったらソウイチロウ君、料理をしてくれる。作ってくれた麻婆豆腐丼を、キャッキャ言いながら食べる。いやホント、美味でございました。食べ終えると「おかわりあるで、俺お腹一杯だから、食べな」と、戦時中の母親みたいな事を言う。一応形式上、何度か遠慮をしながら、ありがたく、遠慮なく頂く。

食べ終えて、悦に浸っていると、12時が迫る。いかんいかんとブログを書き始めて、今である。

 

明日も朝から、演劇の練習である。早めに眠らねばならぬぜ。ソウイチロウ君はもう眠っている。これより、眠る。