ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

6月11日 とりあえずサーティミニッツ

ふと、目が覚めると、朝は5:40であった。

本日はバイトであり、丁度1時間後に目覚める予定であった。なぜ起きたのかはわからない。何か、変な夢を見ていた気もする。しかし、今私が思うのは「二度寝、できる!」という思いであった。ここまで合法的な二度寝は、中々ないだろう、気合いを入れて、眠る。


そして、6:40に、起床。うむ、そもそも、総合の睡眠時間が長くないので、身体的にはバチクソダルいが、「二度寝をした」という、精神的な充足感は、ある。それを以って、なんとか、起き上がる。

暗い部屋は散らかっている。モノを践まぬよう水道まで歩き。蛇口をひねり、水をコップに入れて、飲む。一呼吸、する。

うむ、いつも通り、バイト、行きたくないなぁ。うん、とても行きたくない。

二度寝の実感も忘れて、倦怠感に浸りながら、モムモムとバナナを噛む。バイト、バイトなぁ。しかし、実力もなければ実績もなく、仕事をする日もペースも選びたいという我々が、この国で暮らしていくためには、割とマジでアルバイトしか、ない。あぁ、行くのが嫌でいいから月収50万欲しいですよ、そりゃあ。


ダルかったので、10分だけ三度寝をかまし、観念して、泣きながら外に出る。身体を動かす気分ではなかったが、最近自転車で通勤していない。そろそろ、交通費は、ちょろまかさねばなるまい。

外は快晴、だが少しだけ、寒い。パーカーの前を閉じながら駐輪場へ。愛車を引き出し、ペダルを漕いで、街に行く。


学生服とスーツ達とすれ違いながら、街へ。ペダルを漕ぐ、足が少し重い。タイヤの空気が、それなりに減っているかもしれん。そういえば、前入れた日を覚えていない。


駐輪場に自転車を停め、バイト先へ。

着替えて、タイムカードを押す。「ダルいね」を合言葉とした同僚と私、やれやれと、働き出す。

溜まった疲れか、身体はとても重かったが、店は、それなりに、暇であった。とても、助かる。ありがたい。実質、時給アップみたいなもんである。ありがとう、来なかった客。これからも、宜しく頼むぜ。

 

バイトあがり、少しだけ、バイト先で寝かせてもらう。少しだけ、のつもりだったが。ガッツリ2時間ほどいってしまった。まぁ、最近の、流れもある。仕方があるまい。

そのまま、自転車で、帰宅。流石に、脳はスッキリしている。適当な歌を、適当に口ずさみながら、街の夕に溶け込む。

 

そのまま、実家へ。先に入浴させてもらい、余った時間でブログを書く。ゲイリーオールドマンの話をしながら飯を頂いたら、早々に、事務所へと戻る。バナナだけ、もらう。

 

事務所へ、着く。一息つこうかとも思ったが、とりあえず30分、作業をする。「とりあえず30分」この合言葉はいいかもしれない。30分って、意外と、結構できるし。


動画に字幕を、入れていく。カタカタと、入れていく。

画面に映る、我々を、見る。しかし、面白いなこいつら。言ってることが面白いかどうかはともかく、こいつらは、とても、楽しそうにしている。それを見せられたなら、よし。

区切りでひと段落、少し休憩を入れる。ブログを書き始めて、今。


んん、微妙である。

このまま、今日中に、動画を完成させることが、できるかもしれない。しかし、明日は大阪にてライブである。今日は早めに寝たいのも、事実。しかし、これを終わらせられれば、デカい。とてつもなく、デカい。


んー、

よし、とりあえず、30分、やってみよう。