ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

9月9日 またこいつと会う

朝は6時50分、自宅にて起床。

「早く寝る」といいながら、ダラダラと気を緩め、結局睡眠時間は6時間を切り、死にそうな頭でこれからバイトである。

うむ、完全に、日常である。お久しぶりです日常。あまり会いたくはなかったかな。


水を飲む。バナナはおろか、朝食らしきものがない。何も食べないのも辛いので、納豆を1パック掻き込む。

しばし呆然としたら、諦めてバイトへ行く。そろそろ、自転車を使わねばならんだろう。交通費だってバカにならぬのだ。現在の残高も、だいぶクライシスしてきた。

荷物を持って、外へ出る。良い天気、最近は涼しくなってきたが、今日はもう、夏である。自転車のロックを外し、街へ向けて出発する。

朝、眠い頭で、ペダルを漕ぐ。久々だな日常、本当、会いたくなかったよ。


30分ほど漕いだら、バイト先に着く。約1週間ぶりのバイトである。1週間ぶりでも、ここまでやる気が出ないものか、と、大層驚く。着替えて、タイムカードを押す。

朝は暇であった。歌詞を考えていた。昼からは忙しくなったが、歌詞を考えていた。もうすぐ締め切りなのである。締め切りが、ヤバイのである。

結局1時間押しでバイトが終わる。歌詞は、そこまで進んではいない。うん、これは、マジでヤバイぞ。何処かでまとまった時間も、もう、取れそうにない。くそ。


タイムカードを押したら、同僚に挨拶して、バイト先を出る。外に出ると、ド夏であった。なんだこりゃ、暑いじゃん。夏め、最後の復讐にでやがった。くそ、この奇襲はつらい。自転車なんだよこっちは。

駐輪場から愛機を出すと、灼熱の中、ペダルを漕ぎだす。とてもつらい。しかしまぁ、そろそろ夏も見納めだろう。焼き付けておく。ツクツクホーシが、悲しく鳴いていた。

道中、途中で髪を切る。見た目に気を使うのを辞めた人間であるので、未だにどう注文していいかんからない。適当な長さで、短くしてもらう。

終わったら、さっぱり。ホント、ちょっと落ち着く。

そして事務所に帰り着く、ここは最上階なので、夏場は天井からの熱気がヤバイ。これはいかんと、扇風機に手を伸ばす。スイッチを押すが、なんと動かない。あ、これは、やっちまったか。電気をつけてみる。つかない。あー、これ、やっちまっぜ。


料金を、払っていなかった。3ヶ月くらい前のやつ、やっぱり払っていなかったか。これはいかんな。請求書をみつけ、電話をかける。お金をお払いますので、どうか私めに通電を、電気をお恵みくだせぇ。と、へりくだって言う。

ネットを介した払込票を受け取り、すぐ行こうかとも思ったが、面倒臭さが勝つ。外は明るいので、まだそこまで支障はない。汗が、吹き出るのを除けば。

そのまま、ギターの練習をする。ずっと演劇だったので、ギターがなんだか久しぶりで少し笑う。メトロノームを使って、新曲のギター練習をする。


そのうちに、時間になったので、実家へと向かう。道中のコンビニで、電気料金を払おうとしたら。ガッデム、財布を忘れてしまった。ヤバイレベルで面倒くさい。何をやっているだ、私は。発行した払い用の用紙をグシャグシャに潰し、一度事務所に戻る。財布だけ取って、またコンビニへ、さぁ払おうとすると、先程グシャグシャにした用紙が必要らしい。(再発行には30分かかる)もうゴミ箱の中である。裏目裏目、たまらず、もうそのまま実家に帰る。


実家にて、飯を頂く。しばしゆっくりとしたら、入浴も頂き、パンももらって、家を出る。

事務所に戻る前に、そう、コンビニへ。今度こそ、電気料金を払う。無事に払える。良かった、良かった。しかし、くそ、何度手間だよ。


電力会社に電話をかけながら真っ暗な事務所に戻る。電話には、しばらく出ない。まだ部屋は暑いが、扇風機もクーラーも入れられないので、仕方ない、ベランダに半身を投げ出し、外気を味わう。電話も繋がり、復旧をお願いすると「あと1〜2時間お待ちください」と言われて、大層ビビる。

仕方ない、真っ暗な部屋にて、そのままツイキャスを始める。今回やった「コクハク」という演劇について、色々と話す。表話から裏話から横話しまで、30分ほど、喋る。


終わったら、ブログを書き始める。今日はこの後、ブログが終わったら、車に残っている演劇の荷物を搬出せねばならない。くぁー、面倒臭い。くぁー。