ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

7月20日 美しくありたい

朝は6:50に起床。はい夜更かし、はい眠い。

 

なんだろう、毎日が同じすぎて、そろそろ見て下さっている方々にも若干の申し訳なさを感じてきた。しかしまぁ、仕方ないとして欲しい。大体もう何年も、こういう生活を送っているのだから。

日記のために変な事をするのも、違うよなぁ。それはもう、ノンフィクションでは、ないぜ。

 

そして、水、バナナを、食らう。

寝床にて携帯をいじいじ、長針をギリギリまで引きつけた後、カウンターを喰らわせるように、素早く着替えて荷物を持ち、家を出る。

 

外は雨、小降りだが、傘なしでは面倒くさいくらいのヤツ。本当は自転車を使いたいのだが、仕方ない。傘を差して、駅まで歩く。黒いコンクリートが、踵を濡らす。

 

本日は土曜日、通りには人が少ない。車も少ない。そりゃあみんな、休みだもの。私はバイトだというのに、くそう。

若干の憤りを覚えるも、彼等からしたらキレたいのは平日休みまくっている私の方だろう。穏便に済ませたいので、黙って歩く。駅に着いたら少し水を払ったのち、傘を閉じて、中に入る。

しかしまぁ、人が少ない電車は、快適である。雨の日の、混んだ電車など、実に最悪である。それが夏にもなれば、車内は煉獄と化すであろう。

列車は現世を、走る。

 

街に着く。途中コンビニでパンを買いつつ、そのままバイト先へ。

さて、本日も、バイトである。ただ暇な事を、祈る。ほら雨だぞ、外出は控えろ。もしくはみんな、ナンバーショットとか、行っていてくれ。ウチに来るな。頼む。

 

結果、まぁ、忙しくは、なかった。やりぃ。

ただ、土曜日ゆえに、やる事は多い。備品をビニールに詰める作業を、ひたすらに繰り返す。忙しい日の接客よりは、だいぶマシである。

 

昼過ぎ、ほとんどオンタイムで、終了。なんて珍しい。普段は早くても30分押しが普通だというのに。これはありがたい。

同僚に挨拶をして、店を出る。退勤間近に忙しくなってきたので、早々に、店を、出る。

 

さて、所用あって100円ショップへ。切れていたA4用紙、トイレの咆哮罪、CDのケースも買う。100円ショップのこと百均って言ったりするけど、私はたまに「ヒャクショ」って言ったりする。が、誰からも認められた事はない。

だって、「ヒャクエンショップ」じゃん。「ヒャクショ」おかしくないじゃん。じゃん。

 

そのまま、電車に乗って、帰宅。歩いて、事務所へ戻る。

 

さて、まずは、一息。ゴロゴロしたり、ゲームをしたりする。1.5息くらいついたら、パソコンに向かい、動画の作業に入る。

大きな部分は先日、あらかた切り終わったので、細かい部分を並べて、切り刻んでより細かくしていく。中規模な塊は避け、細かい部分を、先にやる。

 

切り終えて、一息。後は、塊たる部分に手を入れれば!切り作業は完成である。そしたら並べて、繋げて、補足して、整えて、完了である。なげぇ。

 

時刻は夕方、少しだけブログを書いたのち、実家へと赴く。夕食を、頂く。

まったりとしていると、「万引き家族」が始まりそうになる。興味はあるが、今2時間はちょっと払えない。是枝監督の挨拶を尻目に、事務所へと戻る。

 

事務所へ戻って、適当に携帯をいじいじ。

ツイッターにて、レペゼンなんとかとかいう、気持ち悪い軍団が、気持ち悪い商法で、その気持ち悪さを汚物みたいに撒き散らしていた。ドン引き。アレが賞賛されるのも、またドン引き。ちょっとホルモンが嫌いになった。

 

この事をツイッターに書こうとして、何度か文章したためて、やっぱりやめる。理由は二つ、思う壺な気がするのと、単に私がチキンなの。

ブログには、書く。

 

しかし何が嫌いなのか色々考えてみると、はっきりしないな。ファンを馬鹿にしている?とも思ったが、反応を見るとファンは喜んでいるようだ。

 

違うな、誰かの不幸前提でモノを進めているのが、気に食わないのだ。

奴等はこの件で、気持ち悪いと思われようがどうでもいいだろう。そして奴等は、この件で、何人もの人間を気持ち悪いと「思わせる」事に対しても、どうでもいいと思っているだろう。こちらとしては他人の排便シーンを無理矢理見せられたみたいなもんで、到底納得できるものではない。それを手放しで喜ぶ人間もどうかしてるとは思うが。

そして大事なのは、奴等がやってるのは、芸術でもなんでもない事。作品でも、なんでもないという事である。

 

なんだろうね、美しくありたいよ。少なくとも、「美しくありたい」と思っていたいよ。

 

動画編集の続きをやる。スタジオの映像を見返していると、作っていた新曲が格好良くて、少しだけ救われる。

 

美しいモノを作っていこうと思う。

出来る限り、美しくありたいとも思う。先に進むには捨てなければいけないモノもあるかもしれないが、少なくとも、捨てる事を惜しんで、悲しんで行こうとは、思う。

 

しかし、あぁ、くそ、気分は悪い。