ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

8月12日 はわわ〜血刻血刻〜

朝、8時に、起床。

アラームが鳴ったので、目を覚ます。ん、しかし、このアラーム、何か、おかしい。

 

バイト先の、同僚からの、着信であった。心臓とともに跳ね起きる。待て、今日は、休み、だよな?あれ?恐る恐る、要件を聴く。

 

電話を切り終える、狂乱の速さで、着替えて家を出る。失敗したのは、わたしだ。早足で駅まで、歩く。

空は、皮肉なほどに夏であった。教科書の挿絵で見たような、夏であった。このまま散歩ができたら、どれだけいいだろうか。申し訳なさを抱えたまま、蝉の声をくぐり抜ける。

 

電車にて、街に着く。電車を待つあいだ買ったパンを喰いちぎりながら、バイト先へ。着替えて、全力の謝罪とともに、タイムカードを切る。

 

同僚に詫びる。しかし聞けば、本日3人シフトのもう一人も寝坊しているらしく、まだ来ていないらしい。いやぁ、寝坊、だめだねぇ全く。しかも起こすのに電話数回かかったとか、いやぁ、私は一発で起きたぞ、ん?

 

戯言もそこそこに、働く。

さすが、祝日の朝である。食べ放題バイキングみたいに客が来る来る。脳内で奇声をあげながら、捌く、捌く、捌く。

 

またも1時間押しで、終了。すでにお盆期間とはいえ、毎回のように1時間押しは、きつい。時給が入るとはいえ、予定も狂いがつ。

ベテラン勢も数を減らし、今度店長も変わるという話、うむ、やはりそろそろ、潮かもしれぬな。

 

店を出る。昼過ぎ、まぁ腹は減ったが、実家の夕餉までそこまで時間はない。電車に乗って帰る。電車の中で、少しブログを書く。

 

電車を降りて、事務所まで歩くも、暑い。濃厚濃密、比喩でなく太陽が焼きつく。夏だな、くそ、仕事なんかしてる場合じゃないっていうのに。

 

事務所に着く。水を飲み、昼飯代わりに豆腐と納豆を食べる。少し息を置いたら少しだけ眠る。起きたら、観念して、動画の製作に入る。

 

ソウイチロウ君のインタビューを編集しているが、長い。元の動画は3時間越え。全て聞いて、使えるところを抽出したら1時間半。それを選別して、なんとか30分くらいに収めた。

ドチャクソ手間がかかっている。もう、めんどいなぁ、もう。

 

しかし、ちゃんと面白いモノにはなっていると思う。アマチュアのバンドの、リードギターへのインタビュー動画って、中々ないと思う。これは、面白いのではないか。

 

時間である。実家へ赴き、夕餉を頂く。安くないトンカツに、舌鼓をうつ。凄いこれ、油が、爽やか。

食後は居間にてだらり、エンタの神様がやっていたので、見るでもなく、見る。あらゆる芸人が、お笑いの真骨頂を見せているらしい。面白いのは面白い。

佐賀県はなわが、案外ベース下手で笑ってしまった。コンプ使え。

 

バナナとおにぎりを拝借し、事務所に戻る。不在票の再配達を依頼し、新曲のBPMを書き出したのち、ブログを書く。

寝るまでに。もう少し、動画を、詰めねばなるまい。流石に15日を超えるとヤバイ。コンセプト的に、ヤバイ。急がねば。