ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

10月28日 執念場

朝は7時30分、街の漫画喫茶にて、起床。

昨夜は熱々で鬱々のブログを更新したのち、何故か知らないがバキを10冊ほど読みふけっていた。気休めが欲しいが、頭は使いたくなかったのかもしれない。

バキについての造詣はそんなにないが、あの剛腕のエンターテイメントは凄いと思う。各々、特殊能力を使うわけではないのに、戦いはいつも、想像を少し越える。

ところで私は本部以蔵が好きです。何でもできて、器用貧乏どころか器用富豪なんだけれど、周りが財閥すぎて勝てない感じ、好き。

 

そこまで量を眠れた訳ではないが、目覚めは、悪くない。だがやはり、疲れはそれほど取れていないのが、わかる。水を飲んで、持ってきたバナナを食べる。

 

さてバイト先である。着替えて、タイムカードを押す。打刻をして数秒で、頭がふらつく。おいおい、大丈夫かい私。

だが、昨日コンビニで買った2粒100円の不思議な錠剤のおかげか、昨日よりは、心体がきちんと一致している。昨日はもう、あらゆるものが噛み合わなかった。

さてさて働く。店は中々の忙しさを見せる。エナジードリンクと血液を混ぜながら、働く、働く。

猟奇的なお客とオーダーの波状攻撃のおかげで、約1時間押しで退勤。昼飯を食べる時間もないまま昼下がり、ファッキンが過ぎる。

着替えて、携帯を観る。昨日の地味ハロウィンのツイートが、まだ伸びている。嬉しきかな、悲しきかな。

同僚に挨拶をして、店を出る。

 

さて、とにかく腹が減った。飢餓状態と言っていい。腹も精神も磨り減っている時、食べるものはなーんだ。そう、ラーメンだね。

バイト先最寄りの安いラーメン屋が休みだったので、自転車を出して、帰り道中で探すことにする。

自転車を、漕ぐ。街は晴れ、薄い秋空が心地よい。だがしかし、やはり腹が減ったぞ。

中々見つからず、見つかってもピンとこず、ダラダラと街を進む。途中、老舗らしいラーメン屋を見つけたので、入る。「しばらく」というラーメン屋である。

スープを飲んで精神がほどけたら、一心に、麺を啜る。豚骨は血液である。流石に言い過ぎであふ。

当然のように替え玉をして、食べ終わる。ご馳走様でした。それなりに充足した心身で、しばし、呆ける。

 

店を出る。美味しかったが、630円替え玉130円は、私にはちと高い。ニンニクを置いていないのも、マイナスですぜダンナ。

不肖わたくし、ラーメンには、少々、うるさい。

再び自転車を前進させ、帰る。

そういえばと、さらなる癒しを求めて、町外れにあるらしい猫カフェへと行ってみると、休みであった。ファッキンが過ぎる。

再び自転車を推進させ、帰る。

 

事務所に辿り着く。

とにもかくにも疲れたので、寝床に転がり、しばし呻く。呻いたら、お湯を沸かしてコーヒーを飲む。そうしたら、30分ほど、眠る。

起きたら、作業をするでもない、遊ぶでもない。作業はしたくなく、遊びは自制してる。完全無欠な「無駄」状態で、しばらく過ごす。

少ししたら観念して、動画を作り始める。サボりながら、脱線しながら、駄々を捏ねながら、何とかひと段落まで辿り着く。くゎあ、疲れた。

外はもう夜である。また少し時間を無駄にしたら、実家へと赴き、夕食と入浴を頂く。しゃべくり007をBGMに兄と談笑。飼い猫であるさくら嬢に無視されたら、バナナをもらって、事務所へ戻る。

 

帰りつくなり、とりあえずブログを書く。

今調べたら、ツイートはますます伸びている。

ふく、ざつ。

さて、10月もあと3日。終わらせなければならない作業は、まだまだ、あるぞ。

正念場、執念場で、ある。