ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

感受性応答セヨ、マジデ

 

 

 

 

2020/6/16

 

感受性応答セヨ、マジデ

 

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つばめさんたちが可愛い季節になりました。

近くのコンビニの近くに、巣がありまして、私は通りかかるたびに立ち止まって見てるんですが、周りの皆さんは、あまり立ち止まらないですな。なんでや。

こんなに可愛くて、こんなに面白いのに。親鳥がやってくるたびにピーピー鳴く仕草なんか、可愛くて20分くらいは見てられるね、まじで。

そりゃ今の私には、時間的、精神的に余裕はあるのですが、もう少し、余裕持っていた方が楽しいし、格好いいですぜ。

娯楽や歓楽は、酒や食い物やスマホの中だけでなく、もっと曖昧に、もっと全体に、概念中に広がっておりますぜ。

そこら辺の建物ひとつ見てみても、そこに住む人、デザインした人、建設した人がいるのですよ。公園のベンチに使われた木材は、切られる前は何処でどんな形をしていたのだろう?川に捨てられた自転車は、通学に使われたのだろうか、通勤だろうか、あるいはちょっとした足代わりだろうか、乗っていた人はどんな顔をしてペダルを漕いでいただろう。行き交う車一つ一つに人が乗って、窓に見える灯りのすべてに人がいて、何十年の歴史があるなんて信じられます?

そう考えると、つばめの巣なんて、面白さが限界突破してますよ。巣が目に見えるのも珍しいですし、そもそも鳥、鳥、いいですよね鳥。奴等の持つ世界は、「地面」という概念からして我々とは違うモノであります。そう考えるのもとても面白そうです。

よく見てみれば、目に見えるすべてが酒の肴ですよ。私はお酒飲めんけどね。あぁコーヒーがうまい。