ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

さくらについて

2023/3/29

なんか最近流行っているので、私も桜を見ていました。やはり良いですね、桜。心が洗われるようです。毎年、見るたびに新しい感情が生まれるのは凄いです。

写真はありません。なんとなくね、桜はあまり撮らないようにしてるのです。やっぱり新鮮な驚きが欲しいのでね。撮りたくなる気持ちをグッと抑えて、網膜に焼き付けておいています。でも去年くらいは撮った気もします。まぁどうでもいいんです。

道行く人も、みな桜を見ていました。やっぱブームですからね。川沿いを行けば、花見をしている人も結構いました。人が喜ぶのは良い事です。しかし菜の花が咲いても、山茶花が咲いても集まって飲んだりはしないのに、桜が咲けばみんな集まって飲むのが一般化しているのは、やはり桜の偉大さですよな。桜、さくら、サクラ、言ってみたら語感も結構面白いですな。「サク」は爽やかなのに、そこからラ行で終わるのは奇妙さも少しあって、独特な感じがします。神聖と言うか、わずかに畏怖じみたものも感じます。

今年も桜は綺麗でした。来年も綺麗なんでしょう。どうか私が死ぬまで綺麗であって欲しいもんです。死ぬまでの毎年、見るたびに新しい感情が湧くのでしょうか。どうかそうあって欲しいもんです。