ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

いずれの私のための

 

 

 

 

2020/9/10

 

いずれの私のための

 

ツイッターを見ていたらやはりここ何ヶ月かで、脱退や解散のニュースをよく見る気がします。12月、2月並みによく見る気がします。悲しいもんです。「コロナ禍でライブができない」という状況は、揺れていた方々にとっては充分すぎるトドメになったでしょう。

そりゃあそうです。一番大事なのは自分の幸福です。それを失ってまでバンドをやるという事は、とてつもない不条理であります。

私かて30を越えました。そうした方々の気持ちは、わからんでもないです。事実ライブがなくなって、生活にすっげぇゆとりが出ました。その魅力は確かにあります。

ただ、私は、辞めていった方々を、一切許しはしないです。別に嫌いになる訳じゃないですし、仕方がないと理解もします。ただ、許しは、しないです。

仮に私が辞めたとして、その私を絶対に許さないための、これは矜恃みたいなもんです。辞めていった方々、安心してください。私だけは、許さないでやります。