ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ソーマトーミュージック

 

 

 

 

2021/3/29

 

ソーマトーミュージック

 

久しぶりに、友人と音楽の話をした。

いや、今までも全くしてない訳ではないのだけれど、ソウイチロウ君とかと、今日も録音したドラムについて話し合ってたし、全くしてない訳じゃない。

でも、どの曲がどう良いとか、どのバンドがあの頃どうだったとか、あのバンド好きだったのに解散してしまったとか、今日したのはそういう話。ソウイチロウ君くらいの仲になると、もうあらかた全部話してしまってるんだよな。だから最新の話題にしかならない。

聞いてきた音楽と、聞いてきたバンドの話、すごく健全な「音楽の話」。純度がとても高い。消えたバンドを惜しみながら、嫌いなバンドを憎みながら、ケラケラと笑ってました。

 

考えてもみれば、その時々で、色んな音楽を聞いてきたものです。それはタワレコで買ったCDであったり、ツタヤで借りたアルバムであったり、友人のバンドであったり、時にはゲーム音楽だったり、ネット上の謎のミュージックだったり、ずいぶんと沢山の振動が、私の鼓膜に染み込んでおります。いいね、走馬灯は分割2クールくらいにして、各話の主題歌を当時のミュージックにして欲しい。

本気で音楽を特別なものとして聞き始めた11才の頃から20年、自分で創り始めてからは12年。私の創ったミュージックが、誰かの走馬灯で流れたなら、これほど嬉しいことはないよな。普通に泣くと思う。

頑張ろうと思います。「一切の妥協なく、最大限の努力を」なんて実行できる人間はこの世にいないと思いますが、少なくともそこを目指して精神を維持し、少しずつ、その精度を上げていこうと思います。