ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

中には光源ありて

 

 

 

 

2021/3/30

 

中には光源ありて

 

桜が咲いた様子がニュースで流れていて、その桜を観ていた人が言っていた「これからいい事がありそうな気がしました」って言葉に、何故だか少し泣きそうになってしまった。

これからいい事がありそう、これからいい事がありそう、自然にそう思える事がどれほど素晴らしいか。皮肉ではなく、自分がそう思えないみたいな卑下でもなく、単純に、素晴らしい。光を持った言葉だと思います。

私は歌詞とかブログとか書いてますが、言葉ってのは、やはり自然な、飾らない言葉というのが、一番素晴らしいと思います。しかし「飾らない言葉」というのはパワーに溢れながらも指向性がない、本当に光みたいなもので、その方向を定めたり、角度をつけたりするために色んな言い回しをするのですが、結果そのパワーを弱めてしまう事もあるのです。だから、きちんと伝わる、飾らない言葉というのは、本当に素晴らしい。

言葉は本当に単純で、本当に難しく、本当に面白いものです。いくらでも悩めますし、いくらでも遊べます。その素晴らしい光源を、探究できる事を誇りに思います。もっともっと、造詣を深めていきます。たまに目が痛くなりますが。