ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

私のリーサルウェポン

 

 

 

 

2021/9/15

 

私のリーサルウェポン

 

「リーサルウェポン4」観てました。

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アマゾンプライムには字幕版しかなったので、わざわざゲオ行って借りてきました。こういうB級アクションは、マジで吹き替えに限る。

リーサルウェポン4、これ、好きなんですよ。少年時代はよく兄と一緒に、キャッキャ言いながら金曜ロードショーに現を抜かしておりました。子供ながら、結構な量の映画を観たと思います。

その中でも、観ながら「映画!ヤバい!」って思ってしまったのがこれ、リーサルウェポン、それも4です。ストーリーとしてはもう「破天荒な刑事2人がドンパチやる」でシリーズ全部説明できて、メルギブソンが銃をバンバンやりながら、殴って蹴って投げ飛ばして、カーチェイスもあるよ!という、とてもよくあるアクション映画です。ハリウッドで何回焼き増しされたのでしょうか。

それでも少年時代、何故か一番刺さったのはコレでした。何故刺さったのかもわからんですが、とにかくこれで映画を好きになったと言ってもいいくらいの作品です。ターミネーターもダイハードも、ハリーポッターも観たと思いますが、何故か私はリーサルウェポンだったんです。

改めて観てみると、ディスプレイを暴れ回る彼等は、少年時代に観たそのままの印象でそこにありました。「案外深い」なんて事はまるでなかった。結構ドギツめの下ネタが入ってる事に気がついてしまったくらいです。よくこれ地上波で流せたな。

アクション映画って、そりゃあ単純明快、何も考えずに観られるようなモノなんですが、これはこれで、そういう文化なのですよな。深いモノももちろん好きなんですが、エンターテイメントにはこういうのも必要なんです。それは映画の内容よりも、文化としての脈絡が、とても深いものになっております。

アクションスターが、傷つきながら敵を倒し、家族や友人を救う。これはもう、ロックンロールと同じくらい、未来永劫消える事はないんじゃないか、と思います。