ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

なかよきことは

 

 

 

 

2022/5/6

なかよきことは

ノンフィクション、練習でした。

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1ヶ月くらいライブが空いてしまったので、今回は本番のノリを意識しながらの練習でした。明日はサーキットのイベントなので、普段とは違いリハーサルからそのまま本番に移ります。精神の研ぎ澄まし方や、テンションの持って行き方なんかを考えながら、搔き鳴らしをしておりました。

スタジオ練習、我々くらいの歳になってしまったら、昔のようにただひたすら曲をやるのではなく、むしろ話し合いがメインになります。要所要所の細かいグルーヴや、ノリの確認を、ソウイチロウ君とコージーと岡田君が頑張って話してくれています。私はそれを「へ〜」って言いながら聞いています。いつもありがとうな、みんな。

ノンフィクション、という土台はもう出来上がっているので、あとはその上にどう曲を乗せるか、という話になります。良い演奏はもちろんですが、その曲のライブ中の役割なんかも加味しながら、最終的にはどう30分を作っていくかが大事です。その30分でお客さんにどう思って頂きたいのか、そういう事を考えながら、ライブを作っております。

まぁ偉そうな事は言ってますが、スタジオの空気感みたいなのは結成から大して変わらんです。馬鹿な話と冗談を飛ばしながら、ついつい長くなる休憩に気付かぬふりをしながら、雑味だらけのスタジオです。これが楽しいんだからしょうがない。

ストイックに、笑いを排除して、厳密に時間管理なんかしながらやった方が、そりゃあ良い演奏ができるでしょう。しかし我々の方が、ストイックなスタジオより楽しく、みんなで仲良くなれます。それはライブをやる上でとても大事な事なんです。本当に。

別に仲良しこよしでバンドやってるんじゃないんですが、同じくらいの質のライブだったら仲良い奴等のライブの方が絶対に良いですからね。これは本当。間違いない。何より楽しいので、スタジオというキツイ時間が少しだけ緩和されます。練習って元来楽しくないもんですからね。

サポートを含めた、我々仲良し4人組。これでしか出せないグルーヴを出していきますよ。寝て起きたらライブだ、どうぞ宜しくお願いします。

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