ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

マックスイイジ

 

 

 

 

 

2022/5/9

マックスイイジ

なんとなく、自分は今、最大限に音楽をやれている、という自覚があります。

色んな人の助けがあったり、色んな人に迷惑をかけたりしていますし、金銭や将来が不安だったりしています。そもそもバンドだってずっとメンバーが足りていませんが、単純に私個人のことだけ見れば、これ以上なく、きちんと音楽ができています。ありがたいことです。本当に。

別の世界線の話、例えばもっとバンドでビジネス的に成功していた世界もあるかもしれませんし、その上で素敵な伴侶と出会い、幸せな家庭を築いている世界もあるかもしれません。そっちの世界も実に羨ましいとは思いますが、こと音楽とか、創作、という点に見れば、たぶん今の私の世界がマックスに近いのではないでしょうか。なんとなく、そういう自信があります。

少なくとも死ぬ間際「もっとちゃんとすればよかった」と思う事はないでしょう。安らかに逝けそうです。明日死んでも満足、とは言いませんが、仕方がないと折り合いをつけられるくらいには充実しているつもりです。まぁ気が早い話で、今際の際にはこう思ってる事を後悔してるかもしれませんがね。その辺はもうわからんです。

何にせよ、私は色々恵まれております。その恵みを維持するための努力も、少なからずしているつもりです。きちんと感謝と誠意をもって、ちゃんと人生をやっていくつもりです。

そのためにももう少し、認められねばならんですな。頑張り、ます。精一杯。