ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

夏浴び

 

 

 

 

 

2022/8/15

夏浴び

お盆なので、親戚の家に行っていました。

コロナもあるので派手な会合はなく、顔を見せてお話をして、というシンプルな会でした。それでも、季節ごと親戚の顔を見るとなんとなく安心するので、お盆ってのは中々やはり、悪くない季節行事ですな。

親戚の家はそれなりに辺境にあるので、自然が多くとても気持ちが良いです。車の音も少なく、蝉の声をじっくりと聞く事ができます。

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よく聞いているとツクツクホーシも混ざっていて、夏の終わりを感じさせます。お盆過ぎたら速いもんよ。

今年はまだあまり夏を浴びれてなかったので、これは良い機会と、しばらく家周りをウロウロしていました。山の夏は暑いですが、風が通ると涼しくて心地よいです。どうやっても視界に入る緑と、そこら中で実りを伸ばす花や野菜と、少し古くなって並ぶ家屋と、とても良い景観を味わいました。

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もうちょっとしたら、少しずつ、少しずつ、夏は薄れていくでしょう。走った後の荒れた息が少しずつ整うように、噴き出した汗が少しずつ乾くように、夏は薄れていくでしょう。

そうなる前に、もう少し、この季節を味わっておかねばならんです。来年の夏までは、まだ1年以上ありますからね。長いような、短いような。