ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ビガクガイロン

 

 

 

 

 

2022/8/22

ビガクガイロン

基本的にね、私は何を言ってもいいと思ってるんですよ。

言論の自由とかそういう話ではなく、心の底から言いたいと思い、それを自らの理性が許すなら言えばいいのです。

言った結果、内容次第では誰かから非難されるかもしれませんし、周りの信頼を失うかもしれません。誰かを悲しませるかもしれません。ので、現在の社会性を考えられて、普通の理性をしていたらそういう事は言えないようになってます。それらすべてに覚悟の上で、本当に言いたい事があるなら、私は何を言ってもいいと思ってるんですよ。

そうまでして言いたい事というのは、よっぽどの美学があるのでしょう。自分こそが本当に正しいのだと、信念を込めて言っているのでしょう。そういう言葉は、たとえ世間的には間違っている内容であったとしても、とても格好良いものだと思います。

だけどね、だからね、謝ったらいかんのです。

謝るということは、間違ってるということです。周りから非難されたり、悲しませたりする、そういう覚悟もないということです。美学も信念も何もない。ただ格好良いこと言いたいだけの発言です。本当に自分が正しいと思っているのならば、謝る必要は何もありません。

まぁ、ワンオクの話ですよ。別に私は、発言の内容自体はそこまで考えてないです。非難されるべき発言だとは思いますが、信念込めて言ったなら別に良いんじゃないかと思います。

ただ彼は「怒られまら謝るから」とか「嫌な思いさせたならごめん」とかそんな言葉を付け加え、それでいて「格好良い事言った」みたいに酔っ払っている彼が、心の底からダセェと思っただけなのです。別に好きでも嫌いでもなかったですが、今は最高にダサい人間だと思っています。

 

自戒、自戒ですね。私は格好良く生きたいと思っていますので。気をつけねばなりません。

発言、ももちろんそうなんですが、常日頃の心構えというか、思想の在り方、美学の詳細みたいなのを、きちんと全身に染み渡らせなければならんです。発言ってのは結局そこから出てくるので。

まぁ、そこまで日々キッチリ生きてるわけじゃないですけどね。それでも大事なものだけは、しっかりと持ち続けておかねばならんです。非常にこれ、疲れます。でもしょうがない。