ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

無駄無駄

 

 

 

 

2022/11/13

無駄無駄

日曜日、友人らと、しこたま遊んでおりました。しこたま、本当にしこたまです。「しこたま」ってなんなんでしょうな、そんな疑問が浮かぶくはいには、しこたまです。

やる事はあります。時間はありません。しかし遊びはやります。何故なら私は最終的に楽しむために生きているのでね、遊びはその半分ほどの割合を占めています。

楽しみには色んな種類がありまして、単純な享楽や悦楽、上達や達成、発見や閃き、など多岐に渡っています。その中には遊びでしか得られないモノが沢山あります。もちろん、ライブや制作でしか得られないモノも沢山あります。どっちがではなく、どっちも大事です。

締め切りなんかがいよいよとなれば流石に遊べませんが、そうでない限り私は遊びます。「仕事を放棄する」という意味でのネガティブな「遊び」ではありません。自ら動き、快楽を得るためのポジティブな「遊び」です。遊び、中々馬鹿にされがちですが、良いもんですよ。我々より生きるのに必死な野生動物だって遊びますからね。ストレスの多い人類が生きていくためには、より不可欠なモノです。

「時間の無駄」って言葉ね、私は嫌いなんですよ。この言葉を使う人間は、自身の生きるすべての時間が有用な効果を発揮していると思っているのでしょうか。そいつはちょっと傲慢がすぎるぜ。一回人生を見直した方がいい。

私は別に無駄な時間など存在しないと思ってますが、仮に無駄でもいいじゃないかとも思っています。そりゃ時間は有限です。人生失敗してもいいさ、なんて腑抜けたことは言いません。でも仮に人生失敗したも、後悔と未練にまみれながら死んでいくだけです。「嫌だなぁ」って思いながら死んでいくだけです。来世も人間に生まれることを祈りましょう。まぁ多分成功しても似たような結末にはなるんでしょうが。

そんな事を考えていたら、遊び一色の日曜日は終わりました。やる事はあります。時間はありません。言って私も失敗するのは嫌なので、また明日から作業をちゃんとやります。やります、やりますよ。しこたま、やります。しこたま。