ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

イマジネ

 

 

 

 

2022/12/5

イマジネ

気がつけばブログを書いていませんでした。深夜にサッカーがあってたらしいですが、それとは全く関係なく、シンプルに書くタイミングを逃していました。なので翌日6日の昼に書いてます。

サッカーの内容とかよくわからないんですが、どうやらピーケーなるものを外して負けてしまったらしく、ツイッター上には「PK下手」なんて言葉が上がっていました。そりゃあPKなんて、入れるか入れられないかの0か100しかないのですから、入れられなければ下手ではあるかもしれません。

しかしね、私こういうの嫌いなんですよ。「あのミスが良くなかった」とか「あの判断は結果的に悪かった」とかならともかく、それを一言で「あのプレーは下手」「あいつは馬鹿」とか言ってしまうの。少なくとも同程度の舞台に立ったことのある人間でないと、直接的な言葉には一切の重みは生まれません。ただ臭いだけが漂って非常に不快です。

こういう想像力のない奴は何処にでもいます。映画の中の警察に対して「無能」と言っちゃうような奴が、ちょっと見せ場のない漫画のキャラクターに対して「こいつは雑魚」とか言っちゃうような奴が、感情的なミスを犯したミステリの犯人に「馬鹿すぎる」と言っちゃうような奴が、この世にはごまんといて反吐が出ます。ただ与えられた情報、視覚と聴覚を介した情報だけがこの世のすべてと思っている奴が、得意ヅラして結果論を語っているの、本当に嫌いなんですよ。

大切なのは想像力です。大体サッカーなんて記録じゃなく直接的な対人のスポーツなんですから、誰かが下手に見えた時は大抵相手が上手いんです。批評や批判は鑑賞者の権利ですが、リスペクトは持っておきましょうや。というかそこまでサッカーに入れ込んでるなら、ワールドカップの時以外でもなんか喋れや。