ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

名作論

2022/12/26

名作論

朝、仕事を終えて昼下がり、業者からの要請に平伏しながら再入稿し、改めて音源作業がすべて終了しました。今回も、辛く厳しい戦いでした。いやぁ長かった。次回こそはちゃんと余裕を持ってやります。これ毎回言ってるんですけどね。

しかし中々、面白い音源になると思います。4曲入りシングルなんでまぁ短編なんですが、よくできた短いホラー映画作品みたいな、そういうシンプルな面白さはあると思います。評価をするなら、「名作」というよりも「怪作」の方が近いかもしれません。そういう音源があってもいいと思ってますし、そういう音源のことも好きなんですな、私は、たぶん。

映画や小説なんかでも、ぶっちゃけ名作じゃないけれど「なんか好き」っていう作品は結構あります。というか正直、作るものすべてで名作を目指さなくても良いと思うのです。名作を目指すと、やってはいけないことが結構出てきてしまって、自由度が下がってしまいます。名作ってのは不自由なんです。

もちろん、それでいてなお目指すべき指標ではありますし、「名作」というラベルはオリンピックのメダルみたいなもんなんですが、メダルを取れなくても印象に残る選手はいるのです。音楽はスポーツほど順位を競わなくて良いので、もっと自由に、色々やっていいと思います。無論、きちんと期待には応えての上の話ですがね。

そのためにもね、次出すのは怪作ですが、その次は名作を目指します。やっと製作が終わったので、やっと曲が作れますぜ。怪作も、名作も期待していてください。どうぞ宜しくお願いします。