ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

丁度いいふたり

2023/1/4

いつからか毎年恒例になってしまった、JPFCよたれ氏と初詣に行ってきました。

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名目としては初詣、しかしその実態は、ただ単にダベりまくるだけという途方もない会です。三社参りを口実にして、ただひたすら歩き、ただひたすらに喋っていました。平成元年、同い年ふたり、非常にこれ仲良し。

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参拝をして、おみくじを引き、屋台でテキトーなモノを食べ、歩き、カレーを食べ、歩き、最後はラーメンでシメました。歩いて話して食べて、本当にそれだけですね。

他に何かしても良かったですが、それが何かが特に思いつかなかったのと、何も思いつかずに徘徊を続けるには歳を取りすぎてしまったので、夜には解散になりました。16時集合の21時解散、酒も入れずにただ歩き。いやぁ、非常に、充実した時間でした。

こういう事ができる友人、このくらいの距離感の友人ってのは、この歳になると特に貴重でありがたいです。何となく集まって、何もなくても充実する。正しい意味での友人ですな。私も彼も普段は主にひとりで動いて、むしろそれが一番楽しいくらいはあるのですが、たまに誰かと一緒にすると、これが一番丁度いいくらいには落ち着けます。

毎年、来年もどうせ行くのかなと思い、ならばもう少しプランを立てようとか思うのですが、来年になってみればもうそんなんはどうでも良くなっているのです。で、終わったらまた同じことを思う。まぁたぶん、本当に、これくらいが丁度いいんでしょうな。

こういう時間をね、生産性がないなんて言っちゃいけませんよ。別に今日のことを、例えば曲になんかしなくても、今日過ごした時間はきちんと私に吸収されています。それがいずれ血肉になり、その脈動で私はまた何かを作るのです。遠回しに言えば、すべては生産性と言えます。というか、別に生産性がなくてもいいですしね。楽しいし。

さて、三社参りも済ませたので、2023年も始まりですな。私も彼も、今日の日を過ごして、また曲を作るでしょう。彼はどんな曲を作るのか、私はどんな曲を作るのか、楽しみであります。負けんぜ。

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おみくじは中吉でした。彼は末吉。さっそくの勝利。