ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

踏みしめて周南

2023/2/5

ノンフィクション、ツアー「シンブンハイタツ」周南編でした。

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昔に比べて減ってしまいましたが、まだちょいちょい猫がいます。私は嬉しい。元気かい。

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朝はいつも通り呻き声を上げながら這い上がり、いつも通り道中車内は阿呆な話で盛り上がるのですが、レコ発含めてツアーもこれで4本目。やっとこさツアー感が出てきました。

そしてお馴染みの周南ライズ。搬入とリハを終えたら腹を満たすべく町へ飛び出る。周南周りの飲食店は、丁度昼過ぎに一度閉め、夕方に再開する店が多いので、リハ終わりのバンドマンにはあまり優しくなく、悲しいです。まぁ非があるのは我々ですが。

しかしながら、我々が最近知った「階杉」という汁なし坦々麺のお店が悶絶するほど美味く、我々は歓喜しております。

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インパクトの強い、欲望が膨らむ味です。店内ではメロコアが流れて、疾走感がありました。私はスピーカー直下だったので、少しうるさかったですが。

満悦のまま、ライブです。今日のイベントはノージャンルというか、少し打ち込み寄りのラウドな方に傾いておりまして、我々は少しだけアウェイな感覚がありました

が、我々いつも通り、その日その時、最上だと思えるライブをするだけです。周りは関係ありますが、関係はありません。しかし「関係ねぇ」と突っぱねて、いつもと全く同じライブをするのではなく、きちんとその日の流れを汲むことはとても大事です。我々はあくまで、この日のこのイベントの流れの中でライブをしているのですから。

言ってね、昔我々が出させて貰えるイベントは、ノージャンル、オールジャンルみたいなものが多かったので、もはや懐かしい気持ちでした。その頃にもライブをしまくっていたので、そういう場でのライブは慣れています。誰も我々のことを知らない場所で、最高のモノを見せられるよう、そのために今まで鍛えあげてきたのです。望むところ。

この日、この場所、このイベントで、しっかりと足を踏み締めてライブをいたしました。周南ライズ、ありがとうございました。

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写真はまごりさん。格好良いぜ。ありがとうございましたぜ。

 

周南ライズは、我々が遠征を始めた最初の年よりお世話になっている場所であります。あの頃は遠征と言ってもどうしていいかよくわからず、まぁよくわからないままガムシャラにやっておりました。無礼だけは働かないようにビクビクしながら、それでもきちんと魂を震わせて叫んでいました。

思えばあれから十数年、多分行かなかった年はないんじゃないでしょうか。それくらいお世話になっております。移動道中から機材の搬出、搬入、駐車場までお手のもんですよ(ソウイチロウ君が)。

こうやって音源を出すたびに、またお世話になっております周南のライズ。「すっかり」という言葉も必要のないほど、馴染みの場所です。2023年も、またこれからも宜しくお願いしますぜ。

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ステッカーは剥がれてしまったので回収しました。無念。