ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

歌は余につれ

2023/4/1

自分の部屋に居る時、なんならいない時も、私はよくひとりで歌っております。電気を消した真昼の部屋、壁と床と散乱物が、私の喉の振動に合わせて揺れています。好きな曲を歌っている時ってのは、幸せなもんです。私は歌の練習も兼ねているので、上達を感じられればさらに嬉しくなります。

明日はライブです。昨日も夜遅くまでバンドの練習をしていたので、なんならあまり歌わず、喉を休めた方が絶対に良いです。もちろん、部屋でそこまで絶唱しているわけではないですが、昨晩の絶唱の名残もあるので、休めるに越したことはないです。

しかしね、それでも気がついたら歌ってしまいますよな。あんまり我慢できるもんじゃないです。最近はフジファブリックが多いです。季節を感じるタイミングは、フジファブリックが浮かんでくる気がします。あの〜街並〜と歌いながら、早くも夏の訪れを予感したりしています。

なんだかんだ、歌は好きなんですな。昔から好きです。別に上手くはなかったんですが、その頃からずっと歌っていましたね。中学の頃、音楽で歌を褒められたのがきっかけなのかもしれません。あんまり、人生で褒められたことなかったですからな。最近はまた歌も、少しはマシになってきたと思います。上手い人に比べればまだまだですが、その辺は精進していきます。

明日は山口、宇部でライブです。好きな歌を、みんなの前で歌うのです。もはや当たり前の日常になってしまっていますが、これってかなり素敵な事なのだと、思い返すたびに思います。感謝を込めて、喉が引き千切れるまで叫んでやります。宜しくお願いします。