ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

半年先の闇

2023/4/28

予定を整え、これからやる事を考えていました。

先月ツアーが終わり、今は何となく宙に浮いた期間になっています。正直、ライブ以外での気はパジャマくらいゆるゆるです。曲を作るのもそこそこに、日々馬に乗りハイラルを駆け回る日々です。4月の陽気も手伝って、日々穏やかな日々を送っております。まぁ、昨年の10月くらいからずっと忙しかったので、そこそこは許して欲しいもんです。誰に乞いているんだ私は。

しかしながら、予定を立ててみれば、あまり陽気ではいられないような日々になりそうです。もう次のレコーディング日程まで、徐々に幅を狭めていかねばならない季節になってきました。スケジュールってのは、立てるだけでも結構な労力が必要になります。現状と目標から逆算を繰り返して、それに複数人の日程を合わせてコントロールせねばならんのでですね。しかもやって当たり前の事なので、「やった感」があまり出ないのも辛いところです。

やらねば、ならんのですよな。そりゃあもちろんやりたいです。音源を出して、映像も出して、ツアーもやりたいです。どれもとても楽しい事です。しかしどれだけ楽しくても、苦しさや辛さみたいなのは並列して存在し、決して相殺されないのです。未来にある楽しさはまだ不定形で、どれくらいの規模になるのかわかりません。だけれど未来にある苦しさや辛さは、もう大体予想ができてしまっているので、考えているうちから精神が衰弱します。

でもまぁ、どうせやるんです。どうせ苦しむんです。どうせギリギリになって、なんでもっと早くやらなかったんだ!と絶望するのです。未来の私の姿、そこまで見えています。やり始めるなら今なんですよな。ぼちぼち、やりますかね。