ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

絶望エクストラライト

2023/7/19

朝、私にしてはめちゃくちゃ早く起きてしまい、仕方がないのでもう一度眠ったところ、めちゃくちゃ遅く目覚めてしまい絶望していました。人との約束はなかったとはいえ、実に情けない活動の記録です。というか活動ですらない。

過睡眠の冴えた頭で感じる絶望は中々なもんです。しかし、こういう事はまれにあります。絶望はしますが、こういう日はマジで絶望してる暇はありません。下手に絶望してると本当にそれで1日が終わります。逆に、逆にこういう日にこそ、何かを為さねばならんのです。日頃やってない何かをせねばならんのです。

という事で、日課の運動をこなした後、中規模な部屋の掃除をしていました。掃除は別に嫌いではないのですが、日々掃除の優先順位が遥かに下にあるので中々着手ができないものです。「作業をサボる」とか「いっそ寝る」とか「意味もなく携帯をいじる」とかよりも順位が下なので、必然に部屋は散らかっていきます。

日々の活動によって深みの出た机の上を片し、拭き、ゴミを捨てていました。モノが中々捨てられない特徴があるので、部屋に歴史が積み重なっていきます。すべてが役に立つなら良いのですが、役に立つのは精々1割くらいです。しかしモノを増やせば増やすほど、その1割も増えていくのは必然のはずです。そういう考えの下、部屋の床面積は縮小していくのです。

しかしまぁ、役に立たないモノは捨てるに限ります。1年とか経って役に立たないモノは、たぶんもう10年くらいは役に立たないです。それはそうです。ビニール袋にワシャワシャまとめて、ゴミ箱にぶち込んで部屋がスッキリしました。気持ちが良いですね。ひょっとしたらこの気持ちよさを味わうため、私は部屋を散らかすのかもしれません。そんなわけはないのですが、そういう事にしておけば日々のストレスが少し減りそうです。良い事思いつきました。やはり天才か。

最終的には扇風機を分解して拭き上げるほどのやる気を見せ、とりあえず掃除は終了しました。これで少しは絶望も和らぐはずです。そう思っていたらやるべきタスクをやっていない事を思い出し、急いで着手したらなんだかデータがバグっていて上手くいきませんでした。初めからこっちをやっていれば良かったというのに。私はまた絶望をしたのです。