ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

カイワイ ワイワイ

2023/7/22

ライブを見にUN小倉に行っていました。

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正確には、本日活動再開するオトメグルというバンドのTシャツ製作を請け負っており、それを納品してきました。半分は業者みたいなもんです。オトメグルには6年間の給食期間があったのですが、その6年間、ボーカルのあきら君に会うたび「いつやんの?まだやんないの?」とノイローゼになるまで言い続けてきたので、活動再開はとても嬉しいです。Tシャツ製作はその祝儀みたいなもんです。先輩として見栄を張りたかったのも、もちろんあります。

何であれ「活動再開」ってのは界隈にとって結構なニュースです。それもあってか会場には結構な数のバンドマンやシンガーが集まっていました。長らく会っていない人なんかとも再開できて、なんか結婚式みたいな楽しさがありましたね。コージ君もいましたし、みょーちんも元気そうでした。あと昔より痩せてます。

オトメグル、良いライブをしていました。もちろんブランクもあるのですが、きちんと頑張っていたこと、適当さや投げやりがないことは目でも耳でもわかりました。ただMCで、私について喋るときだけめちゃくちゃ噛んでいましたね。巻き込み事故に遭った気分です。星ひとつです。

オトメグルは単発ではなく、きちんと活動を再開させるようで、とても良いですね、良いです。やはり続けないと出ない味があります。単発は一晩で終わる花火の話なのですが、続けるならばそれは花火師の話なのでね。そこには大きな隔たりがらあります。私も、負けじと頑張らねばならんですぜ。

 

ライブ終わり、少し打ち上げに顔を出させてもらいました。大体の人間が数年来の付き合い、長い人なら十年以上の人もいるUN小倉は、なんだかとても安心できる場所でした。「界隈」ってこういう場を言うのでしょうな。

別に「馴れ合い」みたいなのを貶したことはないですし、むしろ昔から楽しいならなんでもいいじゃんなスタンスでしたが、私の生来の人間性であるとか、無理に尖っていた過去の時代は、そもそも「馴れ合い」する相手すらいませんでした私です。今こうやって、なんとなくでもここに居られるのは嬉しいですね。安心をします。

無論、ここにいる全員と友達だとは、中々私の口からは言いづらいです。悪い意味ではなくて、私がそう思っていても相手が思ってなかったら恥ずかしいからです。そういうところにいちいちビビってしまうから馴れ合いすらできないんですよ私は。

しかし、「仲の良い知り合い」っていうのも、私は全然ありだと思っています。むしろ四方八方にトモダチトモダチ押し付ける方が不健全な気もします。友達と呼べるほど日常で接触してない、晒すような深い会話もしていないけれど、間違いなく信頼をしているし、許し合える関係。そういうのでもいいんじゃないでしょうか。

まぁ関係性は変化しますし、楽しく話せればなんでも良いのだと思います。私もまだこの界隈に居られるよう、変な事せずに頑張ろうと思いました。みんなとても面白い方々なのでね。そんな夜でした。