ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

圧殺録

2023/8/16

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歌の録音をしたり、ラーメンを啜ったり、各所連絡を取ったりしていました。上手くいったりいかなかったりして、よくわかんないうちにまた精神がヘラって参りました。自身の価値が暴落していくような感覚に苛まれています。まぁ何も変わってないですし、もともとの価値だって大した事ないのはわかってるんですが、それでもこの滑落感はやはり、たまったものではないのです。

モノに当たったりはしません、後が面倒だからです。人に当たったりもしません、後が面倒だからです。酒も煙草もない私に残されたのは暴飲暴食くらいですが、30越えの代謝機能ではそれを受け止められる気がしません。作業もたくさん残っているので、気晴らしにエンターテイメントに触れる気もしません。じゃあどうするかと言うと、この靄みたいな情動を、ずっと閉じ込めておくしかないのです。何処にも発散せず、そのまま体内で潰すしかないのです。私にはそういうやり方しかできんのがとても辛い。いっそのこと、派手にモノに当たれた方がマシなのかもしれません。

せめて、そういうサマを曲にできるのが、我々のような人間の、せめてもの救いです。啓発書みたいなのを読んでいた時期もありましたが、奴等の言うように気持ちを切り替えられるならば、曲なんて作れなかっただろうなとも思います。何のやり方も今更変えられやしません。これでやるしかないのです。せめてもう少し、行程が減らせる様に工夫をして、そうやって生きていくしかなさそうです。