ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

そういう喪失

2023/9/14

昨日の深夜練習から、少ない睡眠で今朝の仕事へ向かうと、今日の私は出勤ではありませんでした。そんな朝でした。損をしたような得をしたような、よくわからないまま、とにかく眠っていました。

起きた後は、これからやることをまとめたり、放置していた諸連絡を行ったりしました。やる事はまぁ尽きません。考えることと行動することが半々くらいで詰まっていて、とても大変そうです。

あくびをしながらユーチューブで動画を垂れ流し、画像編集なんかの作業をしていると、愛用のパソコンがひとりでにブラックアウトいたしました。作業は保存していたのでよかったのですが、電源を付け直してもまたじきに落ちます。こいつもそろそろ寿命なのかもしれません。言って5年くらいしか使ってないですが、その5年間は結構な酷使をしていました。今更ながら、もっと丁寧に扱っておけばよかったと後悔しています。

ノンフィクションは先日、機材車も買い替えました。形あるものいずれ滅びるのはわかっていますが、愛着のあるモノが失われるのはつらいものです。パソコンなんて本来は消耗品で、形だってどれも似たりよったりですが、今使っているこれは十周年の時に買って、それ以降ずっと苦楽を共にしてきた愛機です。買い替えになるのかはわかりませんが、そうなったら寂しいもんです。

f:id:iijitakahiro:20230914210244j:image

そういえば、私の通っていた幼稚園が閉園し、じきに取り壊されるようです。昨日の散歩中通りかかったのでじっと見ていました。今見ると小さい庭園も、背の低い遊具も、すべて私がかつて駆け回っていたものです。窓ガラスに養生テープの貼られた、もう誰も入る事のない建物を、私はずっと見ていました。どうにも私は、こういう喪失に弱いようです。なんでですかね。