ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

後悔の公開

2023/9/23

本日、天神で行われているサーキットフェスに、行こうか行くまいか、と悩んで眠ったら昼過ぎに起きてしまい、今からでも行くべきかどうか、と考えていたら夕方が近くなっていました。行けば良かったと今になれば思いますが、しかしまぁ、誘われていない地元のサーキットフェスにお客さんとして行く、というこの事実も、私のクソみたいなプライドによくわからない絡み方をしてしまっていて、足が重くなっていたのは間違いありません。本当はそんなん関係ないのですが。

我々も来月はレコ発なので、宣伝も兼ねてやはり行きゃあ良かったと思いますが、何だか宣伝のためにライブ見に行く奴っていうのもだいぶ邪な気がしていました。真剣にやる演者、心の底から楽しむ他のお客さんに失礼なのではないか、そんな気もしていました。ただでさえ宣伝が下手なのに、こんな思いを抱えていたら目も当てられません。我ながらクソすぎます。

別にライブに行きたくないわけではないのです。サーキットフェスは体力的にもはや適正年齢でないのはそうなんですが、それでも今日のは観たいバンドはいました。だから宣伝にしても何にしても、そんなんは全部言い訳であり、根底を辿れば「何となく気が乗らなかった」に尽きます。それに沿って今日も生きていました。それだけの話です。それだけならまだ良かったんですが。

 

夜には友人と映画を観に行き、期待通りの最高に下らない映画に胸を沸かせ、ラーメン食べて駄弁りつつ笑いつつ、とても充実した時間を過ごしましたが、部屋に戻って思うのは「やはり行けば良かった」という事なのです。我ながらかなりダサいことになりました。行かないという選択をしながら、それが最適解になるように動けておらず、選ばなかった他の選択肢の跡をいつまでも指でなぞっています。これはかなりダサいです。猛省します。

そりゃあ自分の生活なんで、好きなように選んで好きなようにすればいいと思います。社会的に反する事でも、本当に心の底からそれでいいと思うなら好きにすればいいと思います。もちろん、それを見た私や世間がどういう判断を下すかは別の話ですが。

それでも、ダサいことはしない方が良いです。こればっかりはあらゆる事に共通してダメです。少なくとも、自分がダサいと思うことは本当にしない方がいいです。こればっかりはもう、猛省です。以後、気をつけていくしかないのです。気をつけます。