ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ヨテイヨ

2023/11/6

朝の仕事を終えたら、また色々な予定を考えたり、組んだりしていました。

予定を決めるには、人と連絡を取る必要があります。何処とも誰とも連絡を取らない予定なんてのは、それはもう1人で勝手にやっているだけのことなので、予定を決める、とは言いづらい気がします。人生の行程を一部、誰かと揃える事を予定と言ってもいいかもしれません。

予定を組む、人生を誰かと揃えるっていうのは、中々難しいもんです。お互いの時間や日程、その時の気分もそうですが、そもそも連絡を取り合うだけで一苦労な面もあります。現代は携帯で簡単に連絡が取れますが、だからこそ滞ってしまう連絡や、先延ばしにしてしまう決定があります。人数が増えれば増えるほど難易度も激化していき、しかも時間っていうのは何もしなくても進んでいきますからね。誰も何もしなくても、いずれ必ず、予定の時間は訪れます。誰かが決めねば一生決まりません。本当に難しいです。

立場上、予定を組んでるのは大体私ですが、やはりちょいちょい嫌になります。イエスノー言ってるだけで自分の予定が勝手に決まるなら、どれだけ楽だろうかと思います。もちろん、自分がやるべきだとは納得しているのですが、ぶっちゃけて言えば全部がやりたくてやってるわけじゃないです。嫌になることも当然あります。そんなに楽しい事でもないですしね。

それでも、予定は組まねばならんです。予定を組まねば何も起こりません。バンドの予定も、仕事の予定も、遊びの予定だって、予定は決めていかねばならんのです。何故かって、誰かと予定を組んでやるという事が、めちゃくちゃ楽しいからですね。行き当たりばったりでは、絶対に出ることのない愉快があります。叫ぶほど楽しくて、発狂したみたに笑う、そんな事柄は予定を組まねば中々起こりはしません。だから面倒でもやるんです。嫌でも組むんです。楽しい事はいくらあっても、人生には足りないのですから。