ヒズミ回想

とあるバンドマンの、変哲も平坦もない日常。

ナマケニマケ

2023/12/20

昨夜はやけに夜更かしをしたのに、朝には心地の良い目覚めがありました。やはり寝る前のストレッチが功を奏したかと欠伸を吐いて時計を見れば、長短針は14時半をマークしていました。どうやら目覚ましが鳴らなかったようです。そりゃあ、そんだけ眠れば気分も良いですよ。

こういう日特有の、芯から晴れ渡るような後悔を抱えながら、とりあえず水曜日なので、着替えてラーメンを食べに外に出る。寒かったので坦々麺を啜り、腹ごなしに自転車を押して歩いていました。身を切られるような寒風の中、腹の中でカプサイシンが燃えています。町は厚着で溢れていますが、中には脚を曝け出す女性もいて、他人事ながら大丈夫なのかと心配になります。空は曇天、心なしか人も早足、12月が深まっていきます。

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しかしながら私は最近、怠けていますな。昨日はコタツにてうたた寝、今朝は寝過ごし、別に誰に迷惑をかけているわけではないのですが、怠けすぎるのは良くないです。ツアーファイナルも終わったとはいえ、年内にはあと1本のライブもあります。来年は15周年を迎えます。色々と準備をせねばならんです。怠けるのは結構ですが、結果的にワリを喰らうのは私です。今からでもしっかり、動いておかねばならんです。どうせ忙しくなったらロクに遊べません、それも含めてしっかり、動いていかねばなりません。

自転車を押しながら、適当に歩を散らしておりました。長年住んだ町にも、まだ知らない道はあります。こういうどうでもいいような散歩もまた、私のやるべきことなのです。コンビニで買ったコーヒーを啜ったら、一桁の気温に白い息を溶かし、部屋に帰ってからやる事を考えていました。